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介護福祉の仕事で大切なことは何?

介護福祉とは

介護福祉とは、年を取って一人では外出もままならなくなった、足が痛い、手が痛いなどといった方々をサポートし、日常生活が不自由なく送れるようにする仕事です。その仕事内容は多岐にわたり、仕事内容もさまざまなものがあります。資格があれば就職や転職に有利ですが、なくても仕事をすることはできるので必ずしも必要というわけではありません。介護福祉の仕事は、高齢者の増加とともに年々必要とされることが多くなり待遇の改善なども行われています。

仕事の種類

介護福祉の仕事としては、車いすを押して移動の補助をしたり食事介助や入浴介助などの身体介護をしたりすることです。そのほかには、自宅に訪問して掃除や洗濯、料理、買い物代行などをすることもあります。また、介護に関してまったく知識のない家族の方や利用者の方の相談に乗ることも、重要な仕事の一つといえるでしょう。仕事先は、老人ホームだけでなくデイサービスや病院などさまざまな場所があります。

介護福祉で大切なこと

介護福祉という仕事において、大切なこととはどのようなことなのでしょうか。もちろん勉強して知識を身につけることや限られた時間の中でできることをすべてするために効率のいい動きをすることも重要です。しかし、介護福祉士にとって大切なことはそれだけではありません。大切にするべきことは技術や知識のほかに

  1. 常に相手の立場になって考える
  2. 周囲をよく見る、視野を広く持つ
  3. 常に前向きに

の3つがあります。なぜこれらを大切にするべきなのかを、一つずつ詳しく見ていきましょう。

①相手の立場になって必要なことを考える

どのような仕事でも、お客様を相手にする仕事は常に相手の立場になって考えることが大切です。介護福祉の場合はとくに意識しておく必要があるでしょう。利用者の方がどのようなケアを望んでいるのか、相手の立場になって考えることでより必要とされている介護を行うことができます。介護を行うには、信頼関係が大切です。利用者の方はもとより、その家族の方ともしっかりとした信頼関係を築くことでより適切な介護を行うことができるようになるでしょう。

②観察力を磨く、視野を広く持つ

周囲をよく見る、ということが介護福祉士にっとっては欠かせない大切なこととなるでしょう。利用者の方を常に観察して、精神状態や行動・体調にいつもと違うところはないかなどをきちんと把握することが重要です。ちょっとした違いを見つけることで、重大な病気が発見できる場合もあります。また、周囲をしっかりと観察して利用者の方同士でストレスなく笑顔で過ごすことができるように配慮することも重要です。

そのほかにも視野を広く持ち、レクリエーションに関する技術や知識、音楽、演劇、アロマテラピーなど一見介護には必要なさそうなことであってもさまざまな情報を集めて知識を蓄えておくことで、利用者の方とのコミュニケーションがよりスムーズになり信頼関係を築くことができます。

③常に前向きに

たとえ仕事で嫌なことがあったりショックな出来事があったとしても、切り替えて前を向くことが大切です。しっかり前を向いて明るく笑顔で接することでなかなか信頼を得ることができない利用者の方からも、「ありがとうという」感謝の言葉をもらうことができるでしょう。前向きな気持ちは、周囲にもいい影響を与えて職場全体の雰囲気も明るく変えることができます。もちろん、職場の雰囲気が明るければ利用者の方や家族の方にもさらに信頼してもらえるでしょう。

まとめ

介護福祉にとって大切なことは、常に利用者の方や家族の方の立場になって考え、適切な介護を行うことです。観察力を鍛えしっかり見ておくことで、ちょっとした変化にも気づくことができるようになります。限られた時間の中で効率よく仕事をすることも大切ですが、人を相手にしている、ということを忘れないようにしましょう。適切な介護を行うことで笑顔を見せられたり「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えられたりすれば、高いモチベーションを維持することもできます。

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