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介護職ならケアマネージャーは取得しておくべき?資格取得のメリットとは

介護の仕事は、無資格でも行うことができますが、資格を保有しておくと、待遇面や給料面のアップ、行える仕事の幅が広がります。

介護系資格というと、「ケアマネージャー」を思い浮かべる方も少なくないでしょう。本記事では、ケアマネージャーを取得すると行える介護の仕事内容や、資格取得のメリットを紹介します。

ケアマネージャーを取得すると行える仕事

ケアマネージャー資格を取得することで行える介護業務の筆頭が、「ケアプランの作成」です。

介護保険サービスを利用したい場合、利用者は要介護認定を受けておく必要があります。要介護認定を受けると、自立した日常生活を送れるように「ケアプラン」を作成してもらい、ケアプランに沿って介護を受けなければならないルールになっているのです。

このため、ケアプランの作成や管理を行うためには、専門の資格が必要になり、ケアマネージャー資格を取得することで行うことができるようになります。

要介護認定関連業務

要介護認定を受けなければ、介護保険サービスは受けられません。利用者が申請をすると、各市町村から本当に介護サービスが必要なのかケアマネージャーに調査依頼が入ります。

実際に要介護者の自宅を訪問し、心身の状態を確認。他にも要介護認定の更新申請に関連する書類作成等もケアマネージャーにしか行えない重要な業務です。

給付管理関連業務

介護保険サービスには、「要支援1、2」、「要介護1~5」の7タイプに分けられます。利用者のタイプを確認し、支給限度額を確認すること。また、自己負担額の計算など給付関連業務もケアマネージャーの仕事になります。

相談業務

利用される要介護者本人からの相談はもちろん、そのご家族が抱えている疑問や悩みなどをヒアリングし、相談に乗ってあげることもケアマネージャー資格保有者の大事な仕事です。

ケアマネージャー資格取得によるメリット

ケアマネージャー資格を取得すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。任される仕事の幅が広がるだけでは、資格がなくても働ける介護業界ですから、無駄に思えるかもしれませんね。

ケアマネージャー資格を保有することで得られるメリットを紹介します。

仕事の幅が広がる

ケアマネージャーを取得することで、任される仕事の幅は広がりますから、活躍できる機会も当然に増えていきます。

無資格の介護職とは違い、介護施設はもちろん、地域包括センターなどの公共の施設、居宅介護支援事業所など、さまざまな職場から自身の都合に合った職場が選べるようになるのは、大きなメリットではないでしょうか。

勤務時間の融通がつけやすくなる

ケアマネージャーの主業務ともいえる「ケアマネジメント系事務作業」は、日中の時間帯に行われます。介護職員のように夜勤をする必要がないため、時間の融通が利くわけです。

担当人数が多いと忙しくなる可能性はありますが、結婚をしても、育児の必要があっても時間に融通がつけやすく、仕事と家庭の両立がしやすくなるのは、大きなメリットといえるでしょう。

待遇面のアップが期待できる

無資格の介護職員とは違い、ケアマネージャーとして任される仕事の幅が広がりますから、給与などの報酬面アップも当然に期待できます。

介護福祉士資格では平均22万円前後ですが、ケアマネージャーの給与相場は26万円前後になるため、この差は大きいといえるでしょう。

まとめ

ケアマネージャーの資格を取得することで、任される仕事が増え、さまざまな活躍の場が広がります。

介護の仕事は無資格でも行えますが、保有しておくと、報酬が数万円も変わり、転職にも有利になる。また、時間調整がしやすくなり、家庭と仕事の両立がしやすくなるなど、多くのメリットがあります。

介護業界での活躍を目指しているなら、ケアマネージャー資格取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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