心がけていること
箕輪の大蔵介護長よりバトンタッチされました、最近お医者さんから痩せるようにと言われている、グループホームグレイスフル下諏訪のハウスマネージャー池田です。
痩せろといわれていても、甘いものを見るとついつい手を伸ばしてしまう40過ぎのおっちゃんです。こっそり食べたら血液検査で見事に引っかかり、怒られてしまったのは内緒です。
深い知識と的確な技術に憧れ、頼りがいのある存在だった大蔵介護長から紹介していただいたことに大変な喜びを感じております。(ホントダヨ。ウソジャナイヨ。)
簡単に自己紹介をしますと、大学をサボりまくった挙句に中退し製造業へ就職。その後様々な仕事を転々としていたのですが、平成21年7月に知人の紹介でグレイスフル下諏訪老健に就職します。2年半後に下諏訪特養へ異動し、今年3月からグループホームのハウスマネージャーという大任を拝命してしまいました。
ハウスマネージャーというのは、グループホームにおけるフロアリーダーのような存在です。介護業務以外にも見学や利用申込みの対応、営業周りといった相談員業務を行うこともあります。
特養に在籍していた頃からサブリーダーとして務めていましたが、ずっと心がけていることがあります。それは、「皆が気持ちよく、安心して働ける環境を整えること」です。
ハウスマネージャーやフロアリーダーは、介護現場においては意外と大きな影響力を持っています。リーダーの雰囲気や介護観が、そのままフロアの雰囲気などに反映されることもあります。「俺について来い!」というトップダウン型のリーダーの場合は、特に顕著に現れます。製造業時代、一人で突っ走りすぎてしまい、誰も着いて来れずに最悪の雰囲気になってしまったこともあります。
同じ失敗を繰り返さないためにはどうすればいいんだろう。サブリーダーに任命されたとき、真剣に悩み、考えました。5分くらい。(うそです。ストレスで胃が痛くなるくらい悩みました)
そのとき、入職したばかりの私の話を親身に聞き、アドバイスをくれたリーダーさんの姿を思い出しました。夜勤を行っていても、そのリーダーさんが一緒だと安心していました。(そのリーダーさんこそ、O蔵さんです!)
「あれが自分にとっての理想のリーダーだ。あの姿を目指そう!」
そう思い、自分から話しかけ、悩みを聞き、時には冗談を言って場を和ませようとしてスベりました。人見知りの私には、大変な苦行でした。
いつしか他の職員さんが協力してくれるようになり、相談しに来てくれるようにもなりました。
グループホームへ異動するときに、皆にもらった寄せ書きの言葉。内容は秘密ですが、自分がやってきたことは間違ってなかったと泣きそうでした。
気持ちよく、安心して働ける環境を整えることで、皆さんが協力してくれる。それはそのまま自分を助けることになります。どんなに頑張っても、気合を入れても、一人では限界があるんです。
こんなグダグダな駄文ですが、現職リーダーさんや、リーダーを目指している職員さんの参考になれば嬉しいと思いつつ、便所掃除に向かう池田でした。
次回は下諏訪デイサービスの頼れるリーダー、酒井さんの登場です。きっと明るく楽しい投稿をしてくれると思いますので、ご期待ください。