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介護職に必要な資格、取得費用は?【あると有利な介護の資格】

介護職への就職・転職を考える上で資格は必要不可欠といっても過言ではないでしょう。
今回は、介護職に就くうえで有利な資格やその費用、求人倍率になどについてまとめました。

あると有利!介護の資格

① 介護職員初任者研修

介護職の基礎知識、スキルがあることを証明できる資格です。
無資格の状態と比較すると、採用時に有利であったり、
給与額が増加する可能性があります。
(事業所により、採用のされやすさや給与の額は異なります。)

また最短1か月で取得できるので、これから介護職に就きたい方や、
介護職に就きたいが早く働き始めたい人におすすめの資格です。

② 介護福祉士実務研修

介護職員初任者研修の上位資格です。

サービス提供責任者として働くことができるため、
実践的なスキルを身に付けることができます。

③ 介護福祉士

介護職で最も評価される資格であり、国家資格です。
そのため取得難易度は高いですが、その分給与額に反映されます。

取得方法は3つあり、
・介護福祉士実務経験
・福祉系高校
・養成施設

があります。

上記のうち、介護福祉士実務経験は、介護施設での
実務経験3年以上と、実務者研修を修了した上で、
国家試験に合格する必要があります。

④ ケアマネージャー

ケアマネージャー(介護支援専門員)は、
介護保険制度に基づいた、被介護者の心身・環境などに応じて、
介護を受けるためのケアプランを作成する役割を担います。

1人1人にあった介護サービスを提案・実行することから、
「ケアマネージャー」という呼称がついています。

また役割はケアプランの作成だけでなく、
被介護者(介護サービス利用者)が事業所に
要望等を伝えにくい時、その要望を代弁することもあります。

⑤ 介護事務

介護事務は、介護保険に関する知識だけでなく、
PCの知識(ワード・エクセルなど)や経理業務の
知識が必要とされる資格です。

介護事務の資格はいくつか種類があります。
民間団体により、資格の内容や試験が多少異なりますが、
結果として習得する技能に大きな違いはほぼありません。

資格の費用は?

① 介護職員初任者研修

介護職員初任者研修の講座を開くスクールによって料金が
異なります。
高いところだと10万円以上、安いところだと6万円程度の
スクールが存在します。
これほど金額の差があると不安を感じるかもしれませんが、
介護職員初任者研修を開講するには、厚生労働省の厳しい基準を
クリアしなければなりません。
そのため、どのスクールでも指定されたカリキュラムに沿った
授業が行われるため不安を感じる必要はないでしょう。

スクールの違いにより生じている受講料の差は、
スクールのテナント費や、スクールが講師に
費やしている人件費の差である可能性が高いです。

② 介護福祉実務者研修

介護職員実務者研修もスクールによって料金が
異なります。
高いところだと20万円以上、安いところだと10万円程度です。

スクールにより金額の差は大きいですが、初任者研修と同様に
厚生労働省の厳しい基準をクリアしているため、。
不安を感じる必要はありません。

振替授業があるスクールか、立地が良いかなどによって、
金額の差が生じている可能性が高いです。

③ 介護福祉士

資格取得には3通りの方法があるため、それぞれの方法に
かかる費用をご紹介します。

<実務経験ルート>
実務経験3年以上かつ実務者研修を受講済みの条件で、
国家資格である介護福祉士の資格を受験することができます。

受験費用は10,650円かかります。

<福祉系高校ルート>
福祉系高校を卒業の条件で、受験することができます。
(特例高校の場合は実務経験が9か月以上必要)

ただしこの場合、福祉系高校の学費+受験費用10,650円が
かかるため、スクールに比べて割高な費用がかかります。

<養成施設ルート>
介護福祉士養成校卒業後に受験する場合は、
養成施設に通う費用と受験費用がかかります。

大学または短大・専門などで、介護や福祉の学部や学科に
入学しなければなりません。

4年生大学の場合は約400万円、短期大学の場合は約200万円に
加えて、10,650円の受験費用が必要です。

④ ケアマネージャー

受験手数料は都道府県によって異なりますが、約8,000円から
9,000円の価格で受験することができます。

さらに勉強に必要な費用として、参考書であれば数千円に抑える
ことができますが、
スクールに通う場合は数万円~10万円程度必要です。

⑤ 介護事務

介護事務は複数の民間資格が存在することから、
講座内容や試験内容がスクールにより異なります。

スクール費用は約4万円から7万円、
資格受験費用は約2千円から8千円程度です。

スクールは通信講座・通学講座が存在するため、
自分の予算や知識の状況に応じた講座を選択するのが
良いでしょう。

まとめ

今回は介護職で取得すると有利な資格について
ご紹介しました。

介護需要が伸び続けている今、さらなるステップアップのため、
介護資格の取得を目指してみてはどうでしょうか。

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