外出をして思うこと
毎年恒例となります天王社への初詣に今年も出かけました。
初詣は、もともとは「年籠り(としごもり)」という習慣から来ているようです。年籠りでは、一家の家長が、おおみそかの夜から元日の朝まで氏神さま(地域の神社)にこもって、「過ぎ去った1年を感謝」「新しい年の無事と平安」を祈りました。
年籠りは、明治始め頃まで行われていたそうですが、今では元日に新年の無事と平安を祈る部分だけが、初詣として残っているそうです。
利用者様に何をお願いされましたか?とお尋ねすると「今年も1年家族が安泰である事と、オリンピックが開催されるから元気で過ごしたい。」と笑顔でおっしゃられ、お正月を感じて頂ける良い機会となりました。
施設に入所されている方にとって外出の機会は大変喜ばれます。昨年は、利用者様の希望から名鉄電車に乗って犬山城周辺の散策に出かけました。電車を使用しての外出は初めての試みでしたが予定通りに実施でき、利用者様みなさん喜んでいただけました。
今年も引き続き、利用者様の希望をお聞きし、実現できるようにする「ひとり一希望実現」を目標に掲げ、利用者様に喜んで頂けるサービスの提供に努めると共に、職員が個別ケアの重要性を認識し仕事のやりがいに繋げられるように取り組んでいきたいと思います。