買い物の楽しさ

コロナの影響もあり、以前は利用者様と一緒に出掛けていた近くのスーパーへの買い物も自粛している状況です。利用者様には「以前のように外出をしたい。」「目で見て買い物をしたい」というお声をいただき、皆様の安全の為の対応であるという思いもある中、どうしても心苦しい状況が続いております。そんな中、ローソンさんより地域貢献活動の一環として、移動車による訪問販売の受け入れの話をいただき、感染症対策や実施方法、回数等の話し合いをすすえめ、1月より施設の利用者様を対象とした訪問販売の受け入れを開始しました。

当初は施設にきていただく訪問販売のみ企画しておりましたが、事前の注文依頼での配達も可能との返答をいただき、1月は訪問販売1回、注文販売1回を企画しました。利用者様の反応も良く、ほぼ全員の方は訪問と注文の両方に依頼され、「次はいつ来てくれるの？」「久々に買い物が出来てうれしい。」等の声も多く聞かれ、非常に良い反響をいただきました。目で見て、触れて、自分で選ぶ買い物の楽しさを久しぶりに皆様に体験いただき、終始喜ばれていました。

集計や調整、感染症対策等の施設職員の人手はいりますが、利用者様が笑顔で買い物を楽しんでいただく姿は、とても喜ばしく、最近行事でもなかなか大々的なものができない中で、久々に喜んでいただけたと実感しております。

今後もローソンさんの協力も頂きながら、継続できるようすすめ、回数も増やして、満足いただけるように取り組みたいです。早くコロナがあけて、以前と同じように行事や外出ができるよう常に祈っておりますが、今はできることを少しずつ進めたいです。