【大型デイ 太古の湯】「PT、OTって知っていますか?」
サンサンリゾート太古の湯 機能訓練指導員の天満(てんま)です。3回目の登場です。
私は理学療法士の資格を持って運動の指導をしております。太古の湯には理学療法士が3名、
作業療法士が1名在籍しております。
ところで、皆さんに質問です。
理学療法士と作業療法士の違いは、と聞かれて答えられますか。
・・・?
そもそも○○療法士って何をする人なの、という人も多いかもしれません。
一般的にはまだまだ認知度が低いと思われますので、今回は私たちの仕事のことを
紹介させていただきたいと思います。
理学療法士はPhysical Therapist(フィジカル・セラピスト)略してPT、
作業療法士はOccupational Therapist(オキュペーショナル・セラピスト)略してOTとも言われています。
どちらも身体に障害を抱えた人や、高齢で介護が必要になった人に対してリハビリを提供する仕事です。
理学療法士、作業療法士になるためには、大学の専門課程や専門学校を卒業し国家資格を取得する必要があります。
学校では生理学、解剖学、運動学などの基礎的な医学を勉強した後、
理学療法と作業療法それぞれの専門分野の勉強をします。
卒業後は主に病院や老人保健施設、通所リハビリ(デイケア)などのリハビリ部門で働きます。
最近では太古の湯のような通所介護(デイサービス)で働く人も増えています。
理学療法士と作業療法士の違いを一言でいうと、
理学療法士は「基本動作」、
作業療法士は「応用動作」を専門としている、ということになります。
「基本動作」とは、立ちあがる、座る、歩く、起き上がる、といった大きな動作です。
「応用動作」とは箸を使って食事をする、服を着てボタンを留める、字を書く、といった細かい動作です。
大まかにいうと、理学療法士は足のリハビリに強く、作業療法士は手や指のリハビリに強い
といったイメージでも良いかもしれません。
さて、太古の湯には私(天満)を含め3名の理学療法士(PT)、1名の作業療法士(OT)がいます。
病院での経験が長くリハビリの知識が豊富な足立PT、
子育てと仕事を両立させて頑張っている田嶋PT、
NHKどの自慢にも出演、合唱団でも活動している溝口OT、
それぞれ個性豊かな面々ですが、利用者の皆さまが元気に楽しく過ごしていただけるよう日々知恵を絞っています。
太古の湯では利用者様一人一人の身体状況に合わせ、その方に合ったリハビリを提供しています。
皆さん、私たちに会いに太古の湯に来てください。お待ちしています。