【大型デイ 太古の湯】“「フレイル」は、ご存じですか?“
“「フレイル」は、ご存じですか?“
サンサンリゾート太古の湯、機能訓練指導員の溝口です。
フレイルの特徴
フレイルとは加齢に伴って筋力や認知機能が低下しているが、家族などの支援により自宅での生活ができる状態であり、「健常から要介護に移行する段階」を指します。
フレイルサイクル( 筋力低下 → 活力の低下 → 活動量の低下 → 食事量の減少 → 低栄養 → 筋力低下の悪循環 )をたどりやすいと言われており、筋力や認知機能の低下、活動性の減少、疲れやすい、体重減少など、フレイルの概念は幅広いです。
統一された評価基準はありませんが、以下の3つ以上が当てはまるとフレイル、2つ以内の場合はフレイルの前段階である「プレフレイル」に該当する可能性があります。
①体重の減少。②理由なく疲れやすい。③歩行速度の低下。④握力の低下。⑤運動量の低下(軽い運動を含む)。
フレイルの予防には、食生活と運動習慣の見直しが大切という事が共通しています。
では、どんな運動をしたら良いでしょうか・・・。
運動はできれば良いですが、お体の状況によっては運動が積極的にできない方もいると思います。そこで今回は、誰にでもできる正しい姿勢について紹介したいと思います。
長く座っていても疲れない、正しい座り方。
長時間立っていても疲れない、正しい立ち方。
どんなに歩いていても疲れない、正しい歩き方。
正しい姿勢をとる事で、血流や代謝アップが期待できます。代謝が上がると肥満予防に、血流が良くなると高血圧などの生活習慣病の予防につながります。また、正しい歩き方をすることで転倒の予防にもつながります。
太古の湯では理学療法士3名、作業療法士1名が在籍しており、利用者様一人ひとりに合わせた運動プログラムの提供をしております。運動習慣の見直しなども受け付けておりますので、気軽にお声掛け下さい。