働きやすい職場を作ろう!
グレイスフル塩尻 で 副施設長をつとめています、本田健人です。
今回は、多国籍の方がどのようにご自身で働きやすい職場を作っているかご紹介いたします。
現在、グレイスフル塩尻では、グループホームと特養に10名の多国籍職員が勤務しています。
EPA職員さん、特定技能職員さん、介護の資格を取得した職員さんなど様々ですが、
皆さん、やはり‼異文化になじめるかな?不安だな?という思いを胸に入職しています。
多国籍職員さんが自身の国の文化を知ってもらうために、日本で、このグレイスフルで勤務をする上で頑張ってきたことを紹介します。
何をされていると思いますか?
実は、ベトナム国籍の職員さんが日本の職員さんに向けて食事を通じた交流会を企画し、ベトナム料理を作っているところです!
フォー、バインミー、揚げ春巻き、生春巻きなどの有名な食事から、ブンバーフォ、チェー、ベトナムコーヒーなど様々な料理を振る舞っていました。
当日は、日本人職員も30名参加し、事業所の枠、建屋の枠、国籍の枠を超えて交流を図ることができました。
新聞社の取材も入り、取材を受ける職員さんもおりました。
隔月でベトナム新聞を発行し、皆さんに自身の文化を知っていただくための工夫もされています!
ほんとうに素晴らしいです!
さて、今年度GHに入職した職員さんが6ヵ月経過し、今の働き方についてお聞きしました。
ニーさんです!
元々県外で製菓のお仕事をしていましたが、介護のお仕事をやりたい!と希望され、特定技能実習生として入職されました。
Q今大変なことは何ですか?
A日本語が難しいね!例えば、申し送りや専門的な言葉ね。白内障や診療、受診など難しい言葉いっぱいね。
でも、先輩職員から日本語の本をもらっているからその本を使って自習しているね。
Q6ヵ月働いてよかったことはありますか?
Aみんなやさしい。いつも笑顔で過ごしてもらっていることが楽しい、感謝の気持ちにもうれしいと感じる。今は資格を取って、介護のお仕事をずっとやりたい。やさしい皆さん(職員さんや利用者様)に恩返ししたいね!
今は、職員さんとも仲がすっごくよく、お野菜をもらったりしている様子・・・。
知らない土地に来て、知らない人と初めての仕事をする。とても不安で怖いことだと思います。だけど、自ら動いて働きやすい職場を作っていく。
私たちも勉強することはいっぱいあるなと感じています。もう1ヶ月で新人職員さんが入職する時期になります!
新人職員さんが働きやすい職場、働いている職員さんが誇りを持てる職場作りを目指していくことが必要だと深々と思いながら、綴じさせて頂きます。