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猛暑の中の仕事

夏の暑さは私たちの生活に大きな影響を与えますが、みな様は不調なくおすごしでしょうか?

私のように、デイケアセンターで働く理学療法士にとっては、利用者様の安全と快適さの確保のためにも、気をつかう事の多い季節です。8月の蒸し暑い日々の中で、私たちはどのようにして業務を行っているのでしょうか。少しだけご紹介いたします。

まず、この季節ならではの環境管理という面では、室内環境の快適性を保つために、エアコンを適切に使用しています。高齢者の方々が熱中症にならないよう、室温は常に快適な範囲に保たれるように気をつけているところです。(室温は、人によって感じ方が異なり、それがまた難しいところでもありますが…)
また、窓際では強い日差しが入り込むのもこの季節ならではです。それを避ける為に、レースのカーテンをひいたり、直射日光を避ける工夫も行っています。

他の季節に比べると、利用者様が不調を訴えも多くなります。健康管理の観点から、血圧や体温のチェックなど、当たり前のことではありますが、体調変化に迅速に対応できるよう、スタッフ間で情報共有を行っています。(万が一の時にはすぐに医療機関へ連絡できる体制を整えています。)

さらに、暑い季節は特に水分補給がとても重要です。利用者様には定期的に水分を摂取していただくようにお声がけをさせていただいています。私達の施設では、サーバーから麦茶や緑茶などを、利用者様がお好みの飲み物を選び、摂取していただいています。この季節の、水分補給は安定した体調を維持する効果を高めるだけでなく、熱中症予防にとても大切です。

夏場に関しては、リハビリテーションでは、暑さに負けない体力作りも大切な観点です。例えば、プールを使った水中ウォーキングは、涼しくて体に負担が少ないため、夏には特におすすめの運動の一つです。また、利用者様が楽しめるように、音楽に合わせた軽いリズム運動も取り入れています。

理学療法士として、私たちは利用者様が夏の暑さを乗り越え、健康を維持できるように、日々サポートに努めています。暑い季節に負けず、利用者様が毎日を笑顔で過ごせるよう、心を込めてケアを行っています。

デイケアセンターでの理学療法士の夏の日常を垣間見る一助となれば幸いです。

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