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介護士をしながら副業はできる?収入を増やすなら資格を取る方がおすすめ

介護士の仕事をしながら、収入を増やしたい、副業をしたいと考える人もいるでしょう。

介護士の仕事をしながら副業ができるのか?そこが問題です。
本記事では、介護士の仕事をしながら副業ができるのか?について詳しく解説します。
介護士を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

介護とは

介護士とは、高齢になって日常生活や身の回りのことが一人では困難になった人のサポートをする仕事です。
これまで通りの生活ができる限り送れるように、自分らしい暮らしができるように支援します。

そのために介護士は専門的な技術を身に着け、入浴や食事の介助をおこないます。
また、家族にとっても身内が要介護者になるということは、どうしていいのかわからないという場合が多くあります。
そういった時、介護に関する質問に答え、適切な助言をするのも介護士の重要な役割の一つといえるでしょう。

副業はNG?

専門的な知識と技術を身につけた、介護のプロフェッショナルである介護士ですが、副業はしてもよいのでしょうか。
基本的に、社会福祉法人サン・ビジョンでは、副業は規則でNGになっているため、副業を考えるより先に、上司や同僚に相談してみるのも一つの手段です。

両立が難しい

そもそも、どの業界でも副業があまり歓迎されないのは、本業と副業の両立が難しいからです。

たとえば、介護の仕事が終わった後、夜間や休日に別のところで働いたとします。
それでは休む時間が全く取れなくなってしまいます。
休む時間が取れなくて疲労が蓄積されていくと、施設で働いている間に何か事故が起こるかもしれません。

疲れていては、大きなミスをすることもあるでしょう。
人を相手にする仕事なのに、ミスをするほど疲れていては、いつか重大な事故が起こる可能性も考えられます。
介護と他の仕事を両立させるのは、なかなか難しいといえるでしょう。

副業のデメリット

副業をすることでお金を多く稼げるというメリットはあります。
しかし、疲労が抜けきらない、集中力が落ちる、休む時間が取れない、ストレスが溜まるなどのデメリットも考えられます。

そのため、介護士の仕事をしながら副業をするのは、歓迎されません。
人を相手にする仕事であるだけにミスは許されず、常に万全の体調を保っていることが求められます。

副業は黙っていればわからない?

黙って副業をしていても、会社にはわかってしまいます。
マイナンバー制度ができたからわかる、というわけではありません。
住民税の額からわかることがほとんどです。

副業を行っている場合、収入がある以上は確定申告が必要です。
確定申告をすれば、本業と副業の金額が足されたものから住民税が計算されるため、会社に届く通知で住民税の金額がおかしければ、会社以外の収入があることにわかってしまいます。

資格を取るほうがいい理由

副業をするくらいなら、その時間を使って介護に関する資格取得の勉強をしたほうがいいでしょう。
資格を取得することで、給与がアップするだけでなく、キャリアアップもできます。

もちろん、技術や知識も身につくため、介護士として大きく成長できるでしょう。
とくに、もともと無資格で入社しているのであれば、必要と思われる資格をどんどん取得していく方がいいです。

資格によっては資格手当がつきます。
それでなくても無駄になる資格はなく、介護の仕事に役立つ資格ばかりなので、取得できそうなものからどんどん取得していってください。

介護の資格①介護福祉士

介護の資格には、さまざまなものがあります。
その中でももっとも有名なのは、介護福祉士でしょう。
介護福祉士は、介護士関連の資格の中では、唯一の国家資格です。
そのため、介護福祉士の資格を持っているというだけで、どの事業所も欲しがる人材だといえます。
介護福祉士の資格があればリーダーができるだけでなく、後進の育成も可能です。

事業所にもよりますが、資格があることで役職に就くことも可能です。
希望すれば、パートから社員になることもできるでしょう。
ただし、介護福祉士の試験を受けるためにはいくつかの条件があるため、詳しい要綱をしっかり確認してから受験してください。

介護の資格②介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、いわゆるホームヘルパーのことです。
かつてはホームヘルパーという資格だったものが、制度が変わってから介護職員初任者研修・介護福祉士実務者研修と名前を変えました。

研修の中身も変わっているものの、基本的な部分は変わりません。
一定時間の決められた講義と実習をすることで、資格を取得することができます。
介護福祉士のような条件はなく、研修はだれでも受けることが可能です。
介護職員初任者研修を取得しているということは、介護に関する基礎的な知識と技術を持っているということになります。

介護の資格③介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、介護福祉士試験を受験するために必要な資格です。
働きながら資格を取得するのであれば、3年以上の実務経験と介護福祉士実務者研修の資格が必要になります。
介護福祉士実務者研修は、無資格で受けるとかなりのお金が必要になります。

しかし、介護職員初任者研修を取得しているのであれば、受けるべき講義と時間を減らすことができます。
介護福祉士実務者研修は、介護福祉士の資格を取らない場合でも、役に立つ資格なのでぜひ取得してみてください。

介護の資格④ケアマネージャー

ケアマネージャーは、介護福祉士からさらにステップアップしたいのであれば取得したい資格です。
ケアマネージャーになれば、ケアプランの作成などができるようになります。

用者一人一人に合わせて適切なケアプランを作成するのは非常に難しく、またやりがいのある仕事といえるでしょう。
介護福祉士としてキャリアを積んだら、ぜひ挑戦してみてください。

介護の資格⑤そのほかの資格

介護士としての資格は、上記以外にもいくつもあります。
認知症関連の資格やレクリエーションの資格などです。
どれも、介護士としてのスキルアップに欠かせない資格となっているので、まずはどのような資格があるのかをチェックしてみるといいでしょう。

わざわざ副業をするよりも、介護関連の資格を取得していく方が、給与が上がるうえに時間もかからないのでおすすめです。

まとめ

介護関連の資格には、さまざまなものがあります。
介護士をしながら副業をする理由の多くは給与でしょう。
もう少し給与があれば、と感じてつい副業をしてしまうという人も少なくありません。

しかし、副業をするよりは、介護関連の資格を取得するほうがよほど有意義です。
介護士の仕事をしながら副業をするとなると、休む時間が無くなって日々の集中力が乱れてしまうでしょう。
そのようなことにならないためにも、副業をするのではなく、介護の資格を取得することにしてみてください。

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