「言葉にならない思い」をくみ取る——子育てと介護で感じたこと
みなさんこんにちは。
第2グレイスフル辰野 生活相談員の北村です。
私には、もうじき2歳になる娘がいます。最近はアンパンマンが好きで、毎日のように録画したアニメを見せてほしいと訴えてきます。気がつけば、いつの間にかリモコンでテレビの電源を入れられるようにもなっており、子どもの成長の早さに驚かされる毎日です。
できることが増えていく姿はとても嬉しい一方で、本人の「やりたい」「見たい」という気持ちも強くなり、こちらの思い通りにいかないことも増えてきました。
子育てを通して改めて感じたのは、「言葉にならない思いを想像すること」の大切さです。これは介護の現場でも同じだと感じています。
子どもは「うまく言えない」から行動で伝える
子どもは、まだ自分の思いを十分に言葉で伝えることが難しいため、泣いたり、怒ったり、同じことを繰り返したりしながら気持ちを伝えようとします。
「どうして今これ?」と思うこともありますが、よく見ていると、そこには本人なりの理由があります。
介護も同じ——「困った行動」の奥に理由がある
介護の現場でも、認知症のある方などは、ご自身の思いをうまく言葉にできないことがあります。
また、一見すると困った行動のように見えることにも、ご本人なりの理由や不安、伝えたい思いが隠れていることがあります。
もちろん、介護と子育ては同じものではありません。人生を重ねてこられた高齢者の方々と、成長途中の子どもを同じように考えているわけではありません。
ただ、言葉にならない思いをくみ取り、行動の背景を考えながら関わるという点では、共通して大切にしたい部分があると日々感じています。
おわりに
子育ても介護の仕事も、思い通りにいかないことや迷うことがあります。
それでも、相手の思いを受け止め、言葉や行動の背景にある気持ちを考えることの大切さを、日々実感しています。
これからも「なぜこの行動なのか?」を一呼吸おいて考え、安心できる声掛けや過ごしやすい環境づくりから始めていきたいと思います。