利用者様・ご家族・職員の過度な負担軽減のために
利用者様を無理な状態で“抱きかかえる”“持ち上げる”などの介助を日々行うことで、利用者様と介護に関わる職員には、身体面・精神面に過度な負担がかかっています。無理な状態で介護を続けた結果、利用者様は身体に新たな痛みが生じ生活意欲が低下する事や、職員は腰痛となり仕事や生活に支障をきたすこと、さらに事故を起こしてしまう場合もあります。
社会福祉法人サン・ビジョンでは、ノーリフティングポリシーの考えを基に、利用者様の自立支援・安全はもちろんのこと、働く職員の安全や健康を念頭に置き、ご家族にも安心される質の高いケアを提供できるように取り組んでいます。日々の業務の中で、管理職・一般職が一体となり、働きやすい労働環境づくりにも努めております。
移乗用リフト
スライディングボード
スライディングボード
ノーリフティングポリシーの取り組みは法人の方針
利用者様・ご家族へのサービス向上
利用者様の過度な負担を無くす。自立支援
- 身体への【適度】な負担はリハビリ効果を期待できます
- 体力・生活行為能力・精神などの向上・維持・緩やかな低下
- 身体への【過度】な負担は体と精神を痛めます
- 痛み・ケガ・精神(生活意欲)低下など
ご家族の過度な負担を無くす
- 介護者(ご家族)の身体を痛める過度な負担を伴う介護方法の改善を提案
- 高齢な介護者でも在宅介護ができる介護方法の提案
- 介護者の精神的負担軽減
職員の労働環境改善
- 年齢・性別に関係なく働ける労働環境
- 身体を痛める過度な負担を伴う業務の改善
- 心の健康も大切(公休・有休・各種休暇の取得)
- 介護のプロとしての社会的認知度・地位の向上