追憶
おはようございます!こんにちわ!こんばんわ!
本来であれば10月の後半にはブログをアップしようと思っていましたが、遅くなり申し訳ありませんでした。
1回目の投稿時はグレイスフル箕輪の特養相談員をしておりましたが、今年度の4月よりグレイスフル塩尻のデイサービスへ異動となり、相談員をしています村田です。
さて、なぜ投稿が遅れてしまったかといいますと11月3日に行ってきたことを皆様へお伝えしたいと思い、それを言い訳にしてしまいました。皆様は10月19日の台風19号を覚えていますか。私たちの法人がある長野県でも主に北部の方ですが、甚大な被害がありました。そこで、ほんの少しでも力になりたいと思い、11月3日に長野市は穂高長沼という地域へボランティア活動に行ってきました。
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実際テレビのニュースで何度も見てきた映像ですが、自分の目で見た現地の風景というのは想像を超えるものでした。訪れた日は既に被災してから2週間が経過しており、ほんの少しずつではありますが、復旧に向けて動いていました。しかし、よく見るとまだまだ元の生活に戻るには長い期間が必要であるとも同時に思いました。被災した街並みを歩いていると、白い壁にはくっきりと私の肩のあたりに一筋の泥の線がついていました。それはうちの7歳の子供では完全に溺れてしまう高さでした。この高さまで水が押し寄せてくることを想像すると本当に恐怖でしかないと感じました。
当日の活動は主に側溝にたまった泥をかき出す作業でした。地味に感じますが、そこで生活している方にとっては側溝の水が流れない現状は死活問題です。1枚1枚重いコンクリートのふたを開けるとそこにはびっしりと泥が詰まっています。それを参加した大勢のボランティアの力によって見る見るうちにきれいになっていくのは参加している自分でも爽快な気持ちになりました。改めて「人間が大勢集まった力ってとてもすごいんだなぁ。」と、関心しました。
私は特別日頃からボランティアに参加する人間でもありませんし、今後も参加すかと言われれば、悩んでしまうかもそれませんが、今回ばかりは本当に参加してよかったと感じました。それは、地域の方が誰に言うわけでもなく大勢での作業をみて「うわ、こりゃすごいな。助かるなぁ・」と、ボソッと呟いた時に深く深く思いました。
私たち福祉に携わる職員として、いつ何時自然災害が襲ってくるかわかりません。日頃からしっかりと様々な災害に備えて訓練や知識を身に着けておく必要があると感じています。
それでは長くなりましたが、次は私が4月までいたグレイスフル箕輪の林相談員よろしくお願いします