暖かくなってまいりました。

頬をなでて吹き過ぎていく南風の暖かさにも、なぜか心が浮き立つ今日この頃です。常日頃よりお世話になっております。特別養護老人ホームで生活相談員をしています小原です。

早いものでもう３回目の巡りあわせとなりましたが一向に向上の見えない文才には目を瞑っていただければ幸いです。

さて、巷ではコロナウイルスが大流行しています。私は年がら年中やる事も無く、毎年外出自粛しているのでダメージはないですが皆様におかれましては大変息苦しい生活になってしまっているのではないかと思います。一刻も早い終息を願いつつ、当施設でも手洗い・うがい、その他予防・対策に尽力している次第であります。

しかしこのウイルス、かなりの感染力を持っているようで毎日数百人の感染者を出す非常に恐ろしいものとなっており、予防に努めていても油断は出来ません。

ここでは油断大敵という事で、油断が招いてしまった小話をさせていただき、再度気を引き締めなおす場とさせていただければと思います。

最近という程ではありませんが少し前、あって困るものではないだろうとスーツを新調しに行きました。特に面白い事も無くスーツを見繕い、試着させてもらいました。
「馬子にも衣装」という言葉もあるように、いつも覇気のない私の表情も微かに引き締まって見えたような見えないような、そんな気がしました。「お似合いですよ」とか言ってもらえるのだろうか、そう思いながら試着室のカーテンを開けます。すると、素敵な笑顔の店員さんからこう言われました。

「お客様、ズボンのファスナーはお閉めください。」

ふとした油断からこのような事が起こります。皆様は油断無きよう、引き続きコロナ予防に尽力ください。

次回は新年度の訪れを告げる男、足助相談員が担当になります。
是非ご覧ください。