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「よいケア」「よりよいケア」を目指して

こんにちは。第3回目の登場となります、グレイスフル下諏訪の伊藤理恵です。
梅雨に入りましたが、長野県でも暑い日が続いています。
私の小学3年生になる娘は、毎日汗びっしょりで学校から帰ってきます。暑いのに、体全体を使って遊んだり、走ったり・・・。
「暑いからゆっくり歩いたら・・・」と言うと、「夏は暑いのは当たり前!汗かいたら気持ちイーよ。」と一言。
大人はなるべく汗をかかない様に過ごそうとするのに、子どもの方がずーっと季節を楽しんでいるな・・・と感じた出来事でした。

さて、長野エリアでは3年前から始めている一日研修が、今年もいよいよスタートしました。法令で定められている内容の他に、
1年間重点的に取り組むことや課題と感じていることを研修内容として、経験年齢別に年に18回ほど実施しています。
普段体を動かす時間の長い職員にとっては、一日座っての研修は大変ですが、久しぶりに同期に会ったり、
他の事業所の職員と交流を図ったり、とても有意義な研修となっています。
ただ、今年はコロナウィルス感染予防のため、グレイスフル下諏訪、グレイスフル塩尻、グレイスフル箕輪、
グレイスフル木曽の4会場をテレビ回線でつないでの実施です。
今年の研修内容は、今年度の事業計画に合わせ、「利用者様の気持ちを考える」「自身の介護を振り返る」ことに重点を置き、
画像を活用しながら実施しました。
そして、職員から次のような素晴らしい意見が聞かれました。
・「寄り添う」との本当の意味はどういうことか考えさせられた。
・「認知症の人」ではなく「一人の人」として見ること、接することの大切さを痛感した。
・「見る」「話す」「触れる」といった技術を使って、信頼関係をしっかりと築きたい。
多くの業務を平行しておこなう中、忘れてしまうこともありますが、時々立ち止まり、自分達の仕事の目的を定期的に確認して、
「よいケア」「よりよいケア」を目指すことの必要性を感じ、参加者全員で明日から前進することを誓いました。
そして、私自身、「この人に出会えてよかった」と思っていただけるサン・ビジョンの介護職の1人でありたいと改めて感じた一日でした。

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