気付くとは 後編
※写真は6月のものです
最近ローストビーフの調理が上達した岡谷・
第2岡谷地域マネジャーの鈴木です。
突然ですがやってみたらこうなったらシリーズ
胡蝶蘭の二度咲き
この切ったところから更に枝が生えて来ました。
ここまで来るのに半年くらいかかりました。
しかし水をやる以外特別な事はしていません。
椿の種 実生
湿らせた布の上に置いて蓋をして冷蔵庫に
入れておいたものです。10個くらいやって
2個芽が出てきました。確率低いように思えま
すが、この種は取ってから4年程放置されて
いた種です。新しい種ならもっと芽が出たかも
しれません。
これもここまで来るのに半年くらいかかり
ました。
週に一度布を湿らせるのと、カビがついて
いたら洗う以外は特別な事はしていません。
さて
前編で、
「気づきたいのになぜ気づけないのか」
ということをモミジの盆栽を交えて話を展開
しました。
私なりに考えた結果、私はモミジを見ながら
別のものも同時に見ていて、その別のものの方
が日常生活の安全や危険回避等で優先的に認識
されるのだろうと思いました。
飛躍して展開しますと「ルビンの壺」のごとく
図と地を同時に認識できないため、モミジは
見えているのに安全や危険回避と比べると
優先度は低くなるため、ほかの物の方が認識
されるのではないかと考えます。
ではこれが仕事の何に関係するのかといい
ますと、同じものを見ていても人によって
見え方は違うということです。
例えばルビンの壺のように二つの感じ方が
あって黒しか感じない人と白しか感じない人
がいた場合、お互いの理解はどこまで
行っても進展することはありません。
仕事の中でも
「この人何回言っても分からないな」
とか
「何考えているのか分からない」
等と思ったことはないでしょうか。
相手はどの視点で話をしているのか、自分の
視点は相手の視点に合わせて話をしている
のだろうか、そのようなことを日々考えて
私は職場で話をしています。
最近のほがらかな例だと、ある家庭のお子さん
がジグソーパズルが好きで、すぐ完成させて
しまうからと、絵の違う2つのジグソーパズル
を親御さんは買ってきました。
案の定1つめのジグソーパズルはすぐ完成
させてしまい、絵の違う2つめを渡しましたが
これもすぐ完成させてしまいました。
完成させた2つのパズルを見てそのお子さんは
「お父さん、このパズル同じだよ」
と言いました。
お父さんは、
「そんなわけがない、飽きさせないために
わざわざ違う絵のパズルを選んで買ってきた
のだから同じであるはずがない。」
と。
しかしお父さんは別の見方を発見しました。
絵ではなく形、絵を全く認識せずにピースの
形だけ見ると二つのジグソーパズルは全く
同じ配置でした。
お子さんは絵ではなくピースの配置が同じ
であると言っていたのです。
互いの視点や感じ方を理解できると互いの
距離は縮まりますし、自分の視野も広まり
ます。
しかしこれと逆であればいつまで経っても
平行線で理解は出来ず、自分の視野も広くなら
ないのではないか、ということを
わざわざ盆栽を絡めて話を展開してみました。
「いやいや、全然関係ないじゃん。
話に無理があるじゃん。」
と思われましたら、ぜひ二つ目の見方に
つながる契機となりましたら幸いです。
本年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。
※我が愛犬 れいちゃん