第2ジョイフル江南 書初めをしました
特養の利用者様に、書初めとして書道を行いました。
コロナウィルスの感染予防対策を行いながら実施をしております。
書き初めは、平安時代の宮中における「吉書の奏(きっしょのそう)」という行事がルーツです。
吉書の奏は、改元・代替わり・年始など、ものごとがあらたまった節目に、天皇に文書を奏上するというものです。
本来は行政手続きなのですが、内容は儀礼的で、政治がつつがなく進行しています…という慶賀を述べるものでした。
この吉書の奏は鎌倉・室町幕府にも引き継がれ、「吉書始め」という新年の儀礼行事として定着します。
そのときの文書は、吉書奉行がすべて清書したそうです。
江戸時代になると、この吉書始めが庶民の間にも「おめでたい新年に書道(習字)をする」という行事となって広がりました。
書初めを行う意味としては、
新年早々に、神聖な若水を使って書くことで、神意にあやかり、字が上手になることを祈願します。
また、おめでたい言葉や詩歌、または今年一年の目標や抱負を書くことで、行動を新たにするという意味があります。
書初めは、毎年行っており楽しみにされていらっしゃる利用者様もみえます。
「正月」「賀正」「新春」など正月に因んだ文字を選び、それぞれで書いて頂きました。
第2ジョイフル江南