あれから10年
こんにちは、デイサービスセンターグレイスフル辰野で生活相談員兼デイリーダーを行っております北村です。
東日本大震災から10年・・・。
当時大学を卒業したばかりの僕は部屋のテレビで車や建物が津波で流される映像を目の当たりにして、言葉にならず、只々テレビを見ていることしか出来なかったのを覚えています。
災害の犠牲になられた皆様に対し改めてご冥福をお祈りするとともに、被災されたみなさまの一日も早い復興をお祈りいたします。
僕自身もサンビジョンに入社して10年が経とうとしており、介護という仕事に携わってこれまでに利用者様の最期を看取らせていただく事がありました。その度に、自分の施設を利用してもらった事で少しでも幸せだったと思ってもらえたかな、そう思ってもらえるようなケアが出来たかな、という思いになると同時に、そう思ってもらえるような介護をしないといけないなとも思います。
認知症の方や介護が必要な方って本当に些細な事でも「ありがとう」って言ってくれたりします。当たり前の事が出来なかったり誰かの助けが必要になってしまったり、本人にとっては恥ずかしかったり切ない思いをしているはずなのに感謝の言葉が言えるってすごいなって思い、介護者はやっぱり「介護させていただいている」って考えで言葉遣などの接遇マナーは丁寧でないとですね。
そんな考えに至ったのはこの10年間で認知症の研修であったり、ユニットリーダー研修、サンフランシスコ研修など様々な研修に参加する機会があり、知識や経験を増やしていく事で自分の価値観や考え方が変わってきたからだと思っています。そういった研修の機会や自己成長出来る機会が多いのもサンビジョンの特徴かなと思います。
入社して10年、まだまだ未熟ですが日々精進して参りたいと思います。
拙い文章でしたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。