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あいさつ+1の取り組み

長野エリアにあるグレイスフル塩尻で事務員をしております。井口と申します(・ω・)。
以前は「小規模多機能型居宅介護グレイスフル塩尻」という事業所で介護職として約5年勤務しておりました。それからご縁があり、現在はグレイスフル塩尻内の事務員として勤めさせていただいています。

事務員になって早いもので今年で3年目となりました。事務員の仕事内容については、下諏訪の中谷さんがブログに掲載してくださっていますので、是非ご確認くださいませ!
介護職時代には知り得なかった、事務員の多岐にわたる仕事量に頭をパンクさせながら、失敗を繰り返しつつ、なんとか日々を過ごしてきました。しんどいことも勿論ありますが、職場に、同僚に恵まれ、なんとかここまで続けることが出来ています。最近は徐々に仕事にも慣れ、周りを見る余裕が出てきたように感じます。

そんな若干の余裕をかましていた私を、事務員の令和5年度事業計画(行動指針のようなものです)のうちの一つが襲います。

表題の件となります。
「あいさつ+1(ぷらすわん)」とは、職場環境向上を目指して、事務員から積極的に挨拶を行うことで、雰囲気の良い、話しやすい職場環境を作り出すことを目的とした取り組みです。「おはようございます」「お疲れ様です」だけではなく、そこに何かプラス一言付け加えるというもの。

何を隠そう、私は人に話しかけるのがとても苦手なのです。私、毎回、滅茶苦茶、心臓バクバクさせながら話しかけています。そんなコミュニケーションが苦手な私には痛恨の一撃な事業計画です。

なので、この事業計画が決まった時は、正直しんどいなと思いました。
でも決まったものはしょうがない。やらなきゃ始まらないし、仕事なのでやってみますか、と思考を切り替えた私(そういう切り替えの方法は事務員になって身についたようです)。
始めはドキドキしながら話しかけていましたが、最近ちょっと抵抗がなくなり、そんなにドキドキしなくなりました。

さて、誰に話しかけるのはタイミングにもよりますが、今年4月1日に入社した、新卒職員さんに話しかけることが多いです。

今年のグレイスフル塩尻の新卒職員さんは11名。3月のオリエンテーション、辞令交付式を経て、徐々にフロア業務を覚え、先輩指導の下取り組んでいるようです。
学生時代に経験した勉強やアルバイトとはやはり勝手が違うようで、介護技術を学んだり、実践したり右往左往している様子が、事務所にいても方々から噂が流れてきます。

新人職員さんたちに話しかけるとき、「仕事どう?大丈夫?」といったありきたりなことしか聞けませんが、「なんとか(苦笑)」とか「大変ですけど、楽しいです!」と返事をくれます。

この頃は話しかけられることに慣れてくれたのか、「今日初めて食事介助やりました!」とか「排泄介助で、利用者さんに触るとき、ケガさせちゃいそうで怖くて…」といった、今日あったこと思ったことを色々話してくれるようになりました。

5月に入り、入社して1か月。そろそろ緊張が解けて、体も心もしんどくなる5月病の時期です。
私は「うんうん、そうなんだね」と相槌ばかりで、気の利いたことも介護業務に対するアドバイスもろくに出来ません。ただ、誰かに話すことで、少しでも自分自身の気が楽になったり、気持ちの整理がついたりすることがあると思います。お節介かもしれませんが、私が話しかけることで会話のきっかけ、気持ちを吐き出すきっかけになれればいいなと思います。

「あいさつ+1」、始めはしんどい取り組みだなと頭を抱えましたが、やってみると「これは意外といけるのでは・・・?」と今は前向きに取り組めているなと感じます。
今年は新人事務員さんが塩尻に配属されました。覚えなきゃいけないことが山ほどあり、頭を抱えている様子を見て、まるで以前の自分を見ているようです。こちらも言葉足らずでうまく伝えられず、どうしたら分かりやすく伝えることができるのか、と悩む日々ですが、あいさつ+1で抵抗が薄くなったコミュニケーションを発揮して、一緒に成長できるように頑張っていきたいです。

最後に、グレイスフル塩尻の皆様へ。
私の事務所の席は、タイムカード設置場のすぐ隣です。「なんかこいつ良く話しかけてくるな」と思っても、お付き合いいただけると幸いです。

長文失礼いたしました。

グレイスフル塩尻 井口

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