コロナ禍での工夫
施設でできることを増やそう
1日の生活の中で、食事、入浴、炊事、洗濯等の基本的な生活時間を除くと利用者様お一人お一人には自由な活動時間が多くあります。ですが、なかなかご自身から活動を行おうとする方は少なく、中には近くのグランドに散歩に行かれる方や農園の整備を熱心にされる方もみえますが、テレビを見たり、お部屋で横になったりと時間を持て余している印象です。
そこで、皆さんが活動に参加できるよう「趣味を活かす」「特技を活かす」クラブ活動として「手芸クラブ」「木工クラブ」「図書クラブ」の3つの活動に力を入れながら、活動の機会を提供しています。
手芸クラブ
女性利用者様を中心に編み物や縫物で作品を作る活動です。4月のテーマは「アクリルたわし」や「ガーランド」を希望者を募りながら作成予定です。
木工クラブ
男性利用者様の中でDIYが得意な方の特技を活かして、手作りの作品を作り、他のクラブ活動や施設で活用できるものを作成しています。3月は図書クラブの本を収納し、移動できるキャスター付き本棚を作成しました。まだまだ収納する本があるので、4月も本棚作りを予定しています。
図書クラブ
以前は希望者を募り図書館へ外出し、本を借りて読書を楽しんでおりましたが、外出は難しい為、職員を中心に本を集め、施設の中で、移動図書館を行いました。日程を決め、図書館を開き、皆様は自由に本を借りにきていただき、読書を楽しめる環境を整え、本好きな方も多く、非常に楽しまれております。
今後もお一人お一人の趣味や特技を活かせる活動を増やし、皆様が自治活動として取り入れられるよう、職員も関りながら、よりよい環境を整えていきます。