「一緒に過ごすこと。」
9月ももうすぐ終わりです。今年も残り3ヶ月。
オリンピックも終わり、熱い夏が過ぎ涼しい秋へと移り始めています。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
私、グループホーム グレイスフル日義でハウスマネージャー(見習い)を
しております永井と申します。
2月にグループホームに異動となってから半年が経ちます。
この半年はあっという間でした。慣れない業務を覚えることはもちろんのこと
ですが、新しいことに挑戦している自分と向き合うことにも必死だったように
感じます。
前回、私が発信したブログの最後に「次回はグループホームについて紹介します」
と書いたと思いますので、少し紹介をしていきたいと思います!
グループホーム グレイスフル日義は2つのユニットがあり1ユニット9名ずつで
利用者様が生活しています。ユニットは廊下でつながっており行き来ができる環境
です。地域密着型の施設のため、ご近所の方々と交流を持つことも行っていますが、
現在はコロナ禍であるため自粛せざるを得ない状況が続いています。
早くコロナが終息してくれれば良いのにと毎日願っています。
まずは職員さんから・・・年配のお姉さま方が多い職場です(笑)
皆さん、主婦の知恵袋が豊富なので、豆知識を教えて頂くことがたくさんあります。
家庭科の授業を受けているような感覚もあったりして!
逆にパソコン操作が苦手なので、新しいことは教えてあげたりして!
助けていただくことの方が多いですが、お互い助け合いながら勤めています。
親しみやすく元気いっぱいで笑顔あふれる職場です(^_^)
利用者様と昔話に花を咲かせている様子をみると、さすがだなと感じます。
グループホームでは?若手な私は、そんな姿勢を見て学ぶことも多いです。
利用者様は18名の内、今は女性の方の割合が多いです。
家庭を守ってきた方々ですから料理や掃除など一緒に行うとき、まず手際の良さが
違いますよね。「流石です!」と思う場面がたくさんあります。
長く入居されている方もいるので、初めての業務に入ったときはキッチンの棚の何処に
何が収納されているのか、職員からではなく利用者様に教えていただくこともあります。
ベテランの方がいてくださり、本当に助けられています。
始めての異動で緊張していましたが、「初めての方?お願いしますね。」など声を掛けて
くださり、皆さんの笑顔に緊張もすぐにほぐれました。
利用者様は皆、認知症という病気を抱えています。日々係わりを持ちその方の
表情や仕草、様々な感情を傍で感じとることで気づかされることがたくさんあります。
その分、「接し方」や「自分には何ができるのだろう?」と悩み考えることもあります。
良かったこと、反省することを振り返る毎日です。
そんな中、エリアで行われた研修の中に「ユマニチュード」という研修がありました。
ここ数年で全国的に発信されていますがご存じでしょうか?
テレビでも紹介されています。この研修を受けた時、私は感動しました。
実際にやりがちだった自分のケアの仕方を見直すきっかけにもなりました。
急に全てを実践することは難しいですが、少しずつ取り入れていきたいと思い頑張っています。
ぜひ、興味を持たれた方がいたら検索してみて頂くと嬉しいです。
ではこの辺りで失礼します。
最後まで読んで頂きありがとうございました。