古谷 唯さん(ふるたに ゆい)
野口 航さん(のぐち わたる)
Q.保育で大切にしていること
私が幼い頃に通っていた保育園の先生はとても明るい先生で、いつも先生と過ごす時間がとても楽しみでした。 そんな先生に憧れ「大きくなったら保育園の先生になる」と、自分も保育士を目指すようになりました。 実際に保育士になって感じたことは、保育者自身が子ども達と一緒に楽しむと、自然と子ども達も笑顔になり、活動が広がっていくということです。そしていつか幼い頃の自分のように「ゆい先生みたいな先生になりたい」と子ども達に思ってもらえるよう、「笑顔」でいることを心掛けています。 また、私も母親になり、自分の子どもを預ける立場になりました。 朝、先生に明るく子どもを受け入れてもらうと話しやすい雰囲気があり、安心感があります。また、子育ての相談に乗ってもらうこともありとても心強い存在です。 私も保護者に寄り添い、頼られる存在になれたらいいなと思っています。 これからは子育ての経験を保育に活かし、「保育士ママ」と自分や園の強みにしていきたいと思います。Q.子どもたちにどうなって欲しいか想い
「気になる」「やってみたい」興味・探求の気持ちを大切にしてほしいです。大人には見えない、子ども目線だからこそ見えるものが沢山あります。自分が納得いくまで調べる・挑戦するなどの経験が「自信」や「やりがい」につながっていくと思います。
Q.保育で大切にしていること
今、未満児保育を担当させていただいています。その中で一番大事だと思うのは、子ども達が安心して生活できる、ホッとできるような生活環境を整えることです。未満児の子ども達も一人ひとり性格が違っていて、その子にあわせたサポートが必要だと思っています。同じタイミングでも泣けてきてしまう子や逆にボーっとしてしまったり、本当に違います。
だからこそ子ども一人ひとりのことをちゃんと理解し、子どもの心に寄りそっていけるようにしています。
まだ言葉の理解は難しい年齢ですが、やさしい言葉がけや、ていねいな説明をしながらサポートしています。例えば鼻水が出ている子どもに「鼻水とるね」と一声かけてから、ぬぐうようにしています。
ちょっとしたことだけど、子どもの立場に立って保育ができたらいいなと思っています。
Q.子どもたちにどうなって欲しいか想い
私は、心のコントロールができる子どもに育って欲しいと思っています。このことは一年後でも三年後でも、卒園まででも、もっと言えば大人になったとしても、自分の心をちゃんとコントロールできることが人生において一番大事だと思っているからです。
【いけないことは、いけない】と判断できたり、友達とうまく行かないときにどうしたらいいか自分で考えられたり、ちゃんと行動に移していけるようになって欲しいです。
今はまだ一人遊びが多い未満児さんだけど、急ぐことなく自分の気持ちや考えを伝え合っていけるようになるのを楽しみにしています。