あなたにとって仕事とは?~役職の変化による価値観の変化~
小林地域マネージャーからバトンを預かりました。グレイスフル辰野 所長の吉川と申します。よろしくお願いします!!
タイトルは某TV番組(〇熱大陸)さながら葉加瀬太郎の軽快なバイオリンの音色が聞こえて来そうなテーマですが、今回は私が社会人10年目を迎えた節目として、この哲学的なテーマについて考えてみたいと思います。
さて、皆さんは何のために仕事をしているでしょうか?または、仕事をしようと考えているでしょうか?自分のため?家族のため?社会のため?考えたこともない?正解は無いですし、当然人それぞれ考え方が全く違うものだと思います。でも、この仕事に対する価値観が明確であるかどうかは、仕事に対するモチベーションに大きく影響するものだと思うんですね。
ではここからは私自身の仕事観について、私の経験を交えながら語らせていただきたいと思います。どうぞお付き合い下さい♪
まず単刀直入に。私にとって仕事とは「誰かを幸せにすること。」だと思っています。実はこれ、入社する前から想いは変わっていません。というのも、私が入社するにあたり書いた履歴書に「仕事を通じて幸せを提供したい。」と書いてあります。
ですが、1つだけ当時とは考え方が変わったことがあります。それは「幸せにしたい誰かは広がっていく。」ということ・・・・・。
私が介護職員として社会福祉法人サン・ビジョンに入社したのは平成21年4月。地元である北海道を勢いだけで飛び出し、学んできたわけでもない福祉の業界に飛び込み、初めての一人暮らし、初めての社会人生活と、不安だらけの幕開けだったことを今でも覚えています。
ですが、当時から仕事は絶好調に楽しかったです!これは職場の同僚、先輩、上司に大変恵まれたからに他なりませんが、それでも自分の将来に対する不安がなかったわけではありません。不安があった。というよりは今の仕事をこなすだけで精一杯。まだ先のことは見えていなかった。というのが正しいでしょうか。今思えばこの時期は「一生懸命仕事をして利用者様を幸せにしなければならない。」そんな感覚でいたような気もします。
入社2年目の途中には、新規施設であるグレイスフル木曽の立ち上げと同時に異動し、生活相談員として働き始めました。これまでは与えられた業務をこなすだけで精一杯でしたが、自身で考え、発信し、経営の一端を担うことが求められるようになりました。そうなってくると自然と責任感が湧いてくるんですね。もちろん辛いこともありましたが、「施設のために」とか「協力してくれる職員のために」という視点が持て、視野が広がっていく感覚がありました。
そしてその後は少し規模の大きいグレイスフル下諏訪へ異動。そこでも数年間相談員として施設運営に携わりながら、今度は後輩相談員を育てる(といっては偉そうですが)立場になり、主任相談員という役職をいただきました。その間に私は結婚し、子どもも生まれ、守るべきものがどんどん増えていきました。
この頃から私の仕事観は明確になっていきました。(というよりは、忘れていた入社当初の想いを思い出したにすぎないのですが…)
そして現在、グレイスフル辰野の所長を務めさせていただいています。辰野町は高齢率がとても高く、高齢者福祉に関する課題も多いです。地域や行政とも協力し、辰野町を元気にするという使命も実感できるようになってきました。今は私の周りには幸せにしたい人たちで溢れています。家族はもちろん、利用者様、職員(もっと言えば職員の家族。職員さんが幸せならその家族も幸せになりますよね?)、自分を育ててくれた上司や先輩方、運営に協力してくれる地域の方、辰野町の高齢の方。(挙げていくとキリがありません…)
もちろん、ただ偉そうに「誰かを幸せにしたい。」って息巻いているだけではダメ。そうできるだけの力量はまだまだまだまだ足りていませんので、これからも努力は惜しまない所存です。
さて、ちょっと胡散臭いような話だったかもしれませんが、(綺麗ごとでしょ?って思わないでくださいね♪)これが私にとっての仕事です。人を幸せにすることが仕事。ってちょっとカッコ良くないですか?笑
仕事のモチベーションが上がらないというそこのあなたっ!!
いつまでも一般職でいいと考えているそこのあなたっ!!
介護業界に足を踏み入れることに躊躇しているあなたもっ!!
勇気を出して一歩進んでみてはどうですか?
新しい景色は進んだその先にあります。(なんてね。)
次回は尊敬する先輩のひとり、松原施設長がブログを更新します!!
☆お楽しみに~☆