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わたしを支えてくれたこと

この絵は娘がコロナで休校中に「心温まるエピソード」というテーマで描いたものです。娘はお年寄りが大好きです。毎週末の朝、近所のお年寄りに混じってラジオ体操をしたり、グランドゴルフをしたりしています。

初めまして。ジョイフル江南の平田です。施設ケアマネージャーになって15年程経ちました。

私には中学1年生の娘がいます。私が今日まで子育てをしながら、常勤で施設ケアマネージャーとして勤めて来られたのは、有給の取得や託児所の利用など、子育てしやすい法人の働く環境があったからだと思います。

娘は1歳から小学校低学年まで、法人の託児所にお世話になり、託児所の先生や利用者様方に可愛がっていただきながら成長して来ました。

彼女が幼稚園の頃、「お母さんの仕事はどんな仕事だと思う?」と質問したことがあります。

答えは、「おじいさんやおばあさんとお話ししたり、一緒に遊んだりする仕事。」でした。いつも託児所の帰りに、その日の利用者様とのエピソードなどを娘に話していたので、そう感じたのではないかと思います。そんな娘が昨年、働く人への感謝の気持ちを伝える作文コンクールに、私の仕事についての作文を応募し賞をいただきました。

私の母は、 老人ホームでケアマネージャーをしています。 入所者の介護プランを作ったり、入所者の様子を見たりする仕事です。

母は、お年寄り一人一人を大切にしています。 以前、いちご狩りをしたいと言うおばあさんがいました。ある日、そのおばあさんの体調が急に悪くなりました。母は、「いちご狩りをさせてあげたい」と思い、花屋を回りいちごの苗を探したそうです。 しかし、冬だったためなかなか見つかりません。やっと見つけた苗を持ち、おばあさんのところへ向かいました。 おばあさんは、最期にいちご狩りをして亡くなりました。念願が叶い、幸せだったと思います。

母は、入所しているお年寄りが大好きです。きっと、お年寄りの方達も母のことを信らいしていると思います。母の優しい話し方、笑顔、相手を大切に思う気持ちが、お年寄りを幸せな気持ちにしているのだと思います。みんなを笑顔にしてくれてありがとう。

娘は私の仕事についてこんな風に思ってくれていたと知り、うれしかったと当時にこの作文に恥じないよう、襟を正して仕事に臨みたいと思いました。

現在、子供に手はかからなくなりましたが、実母と義母が重い病で闘病中のため、母の通院や入退院に合わせて勤務を調整しながら仕事を続けています。

施設ケアマネージャーが一人配置の職種であるため、自分でスケジュールを決められることや、他の職種の協力が得られること、介護休業を申請し時短勤務をさせていただいていること等から現在も仕事を継続できています。この働く環境に感謝し、これからも自分の職責を果たしていきたいと思います。

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