ジョイフル布袋 季節外れの『わたがし』
冬のスイーツと言えば、苺のショートケーキにフォンダンショコラ、ぜんざいやお汁粉…
ですが…季節外れと言われても譲れない、わたしの心を揺さぶる煌めきスイーツ 『わたがし』
クルクル回りながら、どんどん膨らむ白い ふわふわ を見ていると心も温かく軟かくなっていく気がします。
「わたがし、お好きですか?みんなで食べませんか?」
利用者様にお聞きすると、みなさま、「うん。うん」と頷いてくださいました。
機械の真ん中にザラメを入れて、スイッチON。
最初は、細い糸…割り箸で巻き取るたびに、段々と、白いふわふわ が大きくなっていきます。真剣に一点を見つめ集中しながら割り箸を持つ手に力が入ります。
口にいっぱい詰め込んでも、あっという間に溶けて無くなってしまう寂しさと、
それでも、しっかり残る甘ったるいお砂糖の存在感。
“水色に花びらの浴衣“ を着て、花火を見上げ 『わたがし』を食べる…お祭りの夜。
次の夏は、たくさんの町で、そんな風景が復活するといいなあと願っています。
ジョイフル布袋 いけもと