私が選んだきっかけと変わったこと
皆さん初めまして!グレイスフル日義のデイリーダー兼生活相談員をしております伊藤美咲と申します。ブログを書くのは初めてですので緊張しておりますが、私がこの仕事を選んだきっかけと変わったことについてお話をしたいと思います。
幼い頃から両親が共働きだった事もあり父方の祖母と毎日を過ごしていました。私が寂しくない様にいつも一緒にいてくれて優しい祖母が大好きでした。私もいつか祖母に恩返ししたいと思い「いつか介護が必要になったら私が絶対に面倒みるからね!」と約束をしました。当時はただの口約束で私の独り言のようにとらえているだろうと勝手に思い込んでいましたが、家族や親戚に「私の老後は孫が見てくれるっていうで心配ないわ!」と嬉しそうに話をするのを見て、大きくなったら福祉業界で働くんだ!と決意しました。
それから色んな福祉施設へボランティアや実習へ行かせて頂きました。私が高校生の頃母方の祖母が第二グレイスフル辰野に入所しておりました。月1回は母と面会に行っていたのですが、玄関では事務所の職員さんが明るく挨拶して下さったり、最近の様子をすぐに伝えて下さったり、廊下を歩いていると入所されている方の楽しそうに過ごされている写真が壁一面に飾られており、母と祖母の写真を見つけては「楽しそうだね」「嬉しそうだね」「ここに写っているじゃん」と話していました。いつ面会に行っても整理整頓がされていて祖母の居室も埃がなくタンスの中も衣類がきれいにしまっており、私も社会人になったらここで働きたい!と強く思うようになりました。
ただ不安だったことが一つありました。それは高校から大学までアルバイトをしていたのですが、仕事を覚える事がとてもとっても苦手で同じ仕事を半年も続かず、アルバイトを転々としていました(笑)そんな半年も同じ仕事を続ける事が出来ない私が果たして社会人になり大丈夫なのか、しっかり仕事を覚える事が出来るのか、一緒に働く方は親切に教えて下さるのか本当に不安で大学4年の1月頃は寝る前にそんなことばかり考えていました(笑)気づいたら爆睡でしたが‥(笑)
そんな中グレイスフルへ就職が決まりました。福祉施設で働くことが決まったとき祖母は本当に喜んで下さり「頑張ってね」と言われたとき一度やると決めたことは何があってもあきらめない!とそんな気持ちを持ち毎日必死に覚え、家に帰ってからその日に覚えたことやメモを見返しまとめたり、くじけそうになることもありましたが、いつだって祖母や家族が応援してくれて励みになっていました。入社したての頃はとにかく全力でやる、一人でも多くのお年寄りの力になりたいという気持ちが強く、上司や先輩に細かく仕事を教えて頂く事でこの仕事が楽しくなりとても好きになりました。性格上きっちりしないと納得しない事が多かったり、そのくせ落ち込みやすく極度の人見知りでありマイナス部分しかなった私ですが、周りの支えがありマイナス面をプラス面に少しでも変わる事が出来ました。
気づけば今年で6年目になり、今ではプラスに物事が考えられたり、失敗したら今でも落ち込みますがこれも自分の力や経験に繋がると思い反省しつつ失敗とどう向き合っていくかを考えながら前向きに仕事に励んでいます。(人見知りはまだ克服できなそうですが‥。(笑))
アルバイトが続かなくてもグレイスフルなら続きます!と自信を持って言えますので今就活中の方が少しでも前向きになって頂ければ嬉しいです。