【フラワーコート江南 デイケア】貼り絵の効果について
こんにちは。
デイケアセンターフラワーコート江南の藤岡、大橋です。
今日はリハビリの一環で行っている貼り絵についてお話します。
貼り絵は和紙や折り紙などを
手でちぎって貼りつけていく作業であり、
手先の運動にもなり、脳の刺激にも良いです。
貼り絵は
・視覚を通して全体像を把握・認識する
・今までの知識(過去に見た形や色を参考)や経験をたどり、ふさわしい色を判断する
・それらの情報を基にどう進めるか?プランを立て実際に手を動かし、折り紙を貼る
という脳の機能をフル活用する必要があり、単なる筋肉トレーニングよりも利用者様が楽しんで作業を続けられ、かつ脳全体の活性化が図れるのが特徴です。
また紙を手でちぎるという作業ですので、測って決まった大きさに紙を切るのとは違い1つ1つのパーツが不規則な形、やぶれ目を見せてくれます。
そんなパーツの味を生かして、作品には『自分らしさ』が自然に出てきます。それができるのが貼り絵の魅力です。
<今日の豆知識>
手の骨の数は左右合わせて何個あるでしょうか?
正解は54個です。人間の身体は全部で206個の骨で、できています。ということは身体全体の4分の1もの骨が手にあるということです。
手というのはたくさんの骨で構成されているので、貼り絵のような細かい作業もできるんです。