【デイケアセンター フラワーコート江南】車いすについて
こんにちは。
デイケアセンターフラワーコート江南の水野、横関です。
今日は車いすについてお話します。
車いすは「屋内外を問わず、歩行機能に障害のあるものの歩行機能を代替して、その者の移動に用いられる車輪付きの椅子である」と定義されています。
簡単に言うと、歩行が困難になった方の「移動」を補助する手段として利用される福祉用具のことを指します。
また車いす利用の意義・目的として
- 行動範囲を広げ社会参加を促進する。
- 自分で移動できるようになることで自立心が養われる。
- 安全に移動できるようになる。
- 離床する時間を持てる
- 良い姿勢がとれることで、症状の悪化を防ぐことができる。
の以上5点が挙げられます。
車いすの種類には大きく分類すると自走用と介助用と電動車いすの三つがあります。
自走用は車いすの利用者本人が操作するタイプで、車輪の外についているハンドリムと呼ばれる輪を押して進みます。利用者によって手で操作したり、足で操作したりと様々です。
介助用はハンドリムはついておらず、介助者が操作することを前提に作られた車いすです。自走用に比べてタイヤが小さく軽量となっています。
電動車いすは電動モーターで動かすタイプの車いすで、手元に自己で操作するための操作レバーが付いています。屋外の移動を目的に利用されることが多いです。一般的に6㎞/hまでしか速度が出ない設計であり、その為運転免許等は必要としていません。
デイケアセンターフラワーコート江南では、私たちリハビリ職が各利用者様に合わせた車椅子のサイズ・座面の幅や高さ、ご自宅などの環境に合わせて選定を行うこともあります。
<今日の豆知識>
安静臥床(何も動かずずっと寝ていること)をすることで体の筋力が全体的に何%低下しているかご存じですか?1日で約1~3%、1週間で10~15%、1ヶ月程で約50%も低下すると報告されています。日々適度に体を動かすことはとても大切ですね。