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【大型デイ 太古の湯】「むくみについて」

皆様こんにちは。

大型デイサービスセンターサンサンリゾート太古の湯、機能訓練指導員の田嶋です。

最近は日中暖かくなってきて、梅も咲いてきていますね。

 

今日はむくみについてお話ししようと思います。

むくみ(浮腫)は、水分(細胞外液)が血管やリンパ管外に染み出し、皮下組織に過剰に貯留することです。

浮腫は全身性の浮腫と局所性の浮腫があります。

全身性浮腫をきたすものとしては心臓・腎臓・肝疾患に由来するものが中心となります。

局所性の浮腫としてはリンパ性浮腫や静脈性浮腫などがあります。

リンパ性浮腫に多いのは乳ガンによるものです。

静脈性浮腫には静脈血栓症や長期にわたる臥床を余儀なくされた場合、下肢の運動麻痺や筋力の低下などにより筋ポンプ効果が十分に作用しない場合に起こります。

健常者でも特に高齢者や女性など、長時間の立ち仕事や座りっぱなしによって浮腫が生じることがあります。

 

浮腫への対応としては、①挙上、②圧迫、③筋収縮の3つがベースになります。

ここでは特に多くみられるふくらはぎの浮腫の対応をお伝えしたいと思います。

 

①→挙上は浮腫軽減においてもっとも簡便な方法です。

夜間就寝時はもとより、昼間においても極力患肢が心臓より低くなる肢位を避けます。挙上の高さは心臓より30cmくらいが静脈性循環障害に有効であるとする報告があるそうです。

クッション等を用いて挙上するといいですね。

 

 

 

 

 

②→圧迫として太古の湯にはメドマーがあります。

 

 

 

 

 

 

 

空気圧により下肢の圧迫を行います。メドマーは「気持ちいい」と利用者様にも大人気です!

③→踵上げを行うことで、ふくらはぎの筋肉を使い、筋ポンプ作用による組織液還流の促進を行います。

 

 

 

 

 

 

 

参考になれば幸いです(#^.^#)

身体のことでお困りのことがあれば気軽にリハビリ職員までお声がけくださいね!(^^)!

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