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私ができること・・・

はじめまして、グレイスフル上前津で相談員しています。
山内 悠花子と申します。
入職して今年で7年目を迎えます。最初の3年間は介護職として特養で働いていました。

入職した当初は日常生活でのお手伝い(食事の介助・排泄の介助・車いすをおしての移動の介助など)が介護職としての務めだと思っていました。
しかし、働いている中で少しずつ特養という場所で働いている自分の役割について考えるようになりました。
私がフロアで待機している時に、面会にみえたご家族(娘様)と利用者様が笑顔でお話しされているご様子をみて、
何十年も一緒に暮らしていたお母さんを私たちの施設に預けている。(当時23才の介護経験もない私を信頼してもらってよいのかな…と自分に自信もなく不安もありました)
また何十年も生きてきた人生の最期の家を私たちの施設に選んでくださった。
そのように考えた時に、ただただ生活のお手伝いをするだけが介護ではないと気づきました。
どこか遠出をしたり豪華なお食事を食べるとか、人手やお金の関係もあり頻繁にできるわけではありません。
なにか特別なことをするのではなく、日々のご家族や利用者様とのかかわりでなにができるか・・・。

私が心がけたことは、
ご家族が面会にみえたら、必ず日々のご様子をお伝えすること。
一緒に住んでない分、どのように施設で過ごされているか気になりますよね。
(私も一人暮らしをしていますが、実家の父母からはちゃんとご飯たべているかとか心配されます。実家では喧嘩もしていましたが、離れると気になるんですよね)

利用者様へは、必ず出勤をしたら全員に明るく挨拶をしていました。
関係つくりの第一歩は挨拶だと思います。認知症の方は、すぐに忘れてしまうと思っていましたが挨拶をしていくうちに、「あんたいつも明るいね」とか、初対面の人から挨拶してくれる人として覚えて下さっていたことがうれしかったです。
関係性を少しずつ築いていくことによって、利用者様から悩み相談や言いづらいこともお話ししてくださいます。

生活のお手伝いをただただするのではなく、
一人一人の利用者様・ご家族に安心して過ごせる第2の家を築いていくには、自分にはなにができるだろう・・・そんなことを考えながら日々つとめています。
PS:遊ぶ時はおもいっきり遊んで、疲れた時はしっかり休んで、お腹が減ったらたくさん食べて!自分のリフレッシュの時間も大事ですよ。

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