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第19回法人福祉QC発表会

長野エリアの名村です。

土曜日に法人のQC大会へ行ってきました。

年に一度の法人をあげての大会です。 「QC大会」名前だけ聞くと堅苦しいですし、休日にわざわざ見に行く必要あるのか?と思う人もいるかもしれないですが、これが結構面白いんですよね。普段はあまり交流の少ない他エリアの頑張りぶりが見えて、若い人の介護や保育に関する熱ですとか、それぞれの事業所をさらに良くしたい気持ちが伝わってきます。

会場の名古屋市公会堂についてみると、いきなりスッ、スターシップのポスターが!頭の中は一瞬にして「nothing’s gonna stop us now~♪」80年代のキラキラした記憶がよみがえります。「これは行くべきか?いつやるの?」QC大会をよそに興奮気味によく見ると、過去に公演されたポスターでした、残念気持ちはQC大会に戻って・・・

名古屋市公会堂は古い建物ですが、その昔はエアロスミスやシカゴなど80年代のビッグネームがコンサートを開いた由緒ある建物で(年齢がバレますね。)そんな場所でQC大会が開かれるなんて、うちの法人は本当にまぁなんと大きいのだろうと改めて実感。

法人のQC大会は、名古屋、江南・岐阜、春日井・多治見、長野の各エリアの予選を通った15チームが一日かけて金賞を目指し、今までの成果を発揮します。現場の若い職員さんがどんなことを考えているのか、何を求めているのかが見えてきます。介護やこども園などの現場の改善の視点、リハビリやフロア職員の質からの視点、利用者様に対するサービスの向上、情報共有のあり方、アクティビティの見直し・・・色々な角度から視点から問題を考え、検証しています。どのチームも各エリアで予選を通過してきただけあって、「熱」を感じます。

今年は名古屋エリアの「Leader’s」さんが、金賞でした! 私の「勝手に審査員」の中では、内容はよかったのですがひたすら早口で話しまくっていたので減点、三位にしていたのですが(笑)13分の持ち時間の中、思いを伝えたいことがいっぱいあったのが伝わったのでしょうね、とにかくおめでとうございます!

金賞の内容は 「リーダーが中心となって職場の雰囲気をよくしよう。職場の雰囲気を良くして離職を減らして行こう、離職を減らして人材不足を解消しサービスの質の向上をよくしよう」という壮大な取り組みでした。壮大すぎるので短期間で結果を見るQCには向いていない内容なのですが、ポジティブな発想っていいですよね。取り組み事態はハイタッチや意識的な声掛け、面談を通じて意識統一をしていくなどというものでした。最近は、問題が発生するとその物事に対して対処する。問題の原因を絞って部分的に何とかするといったパッチ的で短絡的で事後的な解決方法になりがちですが、CSを向上させるためにはESを向上させなければ始まらないという原点回帰、普段のコミュニケーションのとり方の大切さが見えてきます。ただこのテーマは間違いなく短期で結果ができるものではなく地道に数年掛けてやっと結果が出るものだと思います。逆に結果が改善をされていたらデータどりに疑問を感じるところですが、そのあたりはデータでもまだ出てきてはいない感じでした。是非、取り組みを止めずに続けて数年後の結果を知りたいところです。

こういった取り組みが法人内に水平展開されて、「サン・ビジョンってなんとなく雰囲気いいよね」って言われるようになるといいなと思いました。

他にも「かすみそう」の利用者様とのかかわり方の発想の転換とか、「とんこつパンチ」のデータベース活用による業務改善など、若い人が考えて実践できる職員が育っているのも見えてきます。「最近の若い人は言われたことしかやらない」なんて世間ではよく言われますが、うちの法人は「若い人」の発想が法人を支えてボトムアップしていける法人なんだと感心します。

ぜひ、就職を考えている学生の皆様、法人のQC大会を見に来てください!職員のまじめに取り組む姿や現場の職員が法人を変えていく原動力になっていること、介護の仕事がクリエイティブな仕事であることや法人の雰囲気が分かると思いますよ。

まったく関係ないですが、この名古屋市公会堂、10月にシンディーローパーが来ることを発見!!!「今度は絶対行くぞ~っ」と興奮したのも束の間、今度はチケット売り切れでした・・・。

でもシンディーローパー、還暦過ぎても公演をやり続ける姿や情熱ってすごいですね。

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