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『今、仕事(介護)に対して想うこと』 ~2021年も自分らしくいきませんか?~

令和3年を迎えて早2ヵ月が過ぎようとしています。
年度末も近づいており、今年度の振り返りをしながら4月からの新しい年度を迎える為の準備期間でもあります。
昨年4月に入職した職員も独り立ちをしており、日々一生懸命利用者様のケアにあたっています。働く職員それぞれが年数を重ねていく中で、多くの体験をし成長していきます。私自身もグレイスフル塩尻に異動してきて、丸5年になろうとしています。うまくいったこと、失敗したこと、嬉しかったこと、辛かったこと、本当に多くことを経験させてもらうことができました。それは、多くのご利用者様との出会い、職員との出会いがあってこそ得られたものでもあります。
当法人では新卒で入職してくる職員は勿論のこと、中途採用もしており、またEPA(経済連携協定)による外国の方の雇用もしています。様々な年代、「いろんな」と職員と出会え、働くことができる職場です。
そんな中でも、若い職員のエネルギーは素晴らしいものです。グレイスフル塩尻で活躍する多くの職員の中から、「今、仕事に対して想うこと」を聞いてみました。
まずは、入職5年目、ユニットリーダーを務めている清沢実秋さんからです。

『介護の世界に入り、5年が経とうとしています。まだまだ、自分自身、未熟な所ばかりですが、こうして介護という仕事を続けられているのは、仕事をしていく中で、介護の楽しさを自分なりに見つけることが出来たからだと思っています。
ご利用者様と冗談を言って笑ったり、こんな事出来るんだと利用者様の新たな発見をした時、仕事の楽しさを感じます。
90歳を過ぎ100歳に近い方でも、まだまだ歩けるように、自分の事は自分でやりたいと努力されている方たちを見ると、とても尊敬し、刺激をいただきます。日々、利用者様から学ぶことが多くあります。
将来の自分はどうなっているのだろうか・・自分の事は自分でやろうと努力するのか・・と考えることもあります。利用者様からの刺激で、自分も寄り添えるように頑張ろうと思えます。
楽しい事ばかりではなく、大変な事も多々あります。ですが、利用者様に寄り添った分、お礼の言葉を頂け、笑顔をもらう事ができる、介護とはそんな仕事だと私は思っています。』

以上、いつでもどこでもテキパキ、若いのに冷静沈着でしっかり者の清沢さんからのコメントでした。当法人では、年齢や経歴に関係なく、「意欲」があれば「リーダー」といった役職に就くこともできます。ステップアップできる、挑戦できる環境にあります。
続いては、以前のブログでも紹介させた頂いた2016年入職のEPA職員:ハー マイン サンさんからです。(現在、ユニットリーダー見習い中です。)

『どんな職業でもやりがいを持って働けるかどうかは、とても大切なことです。
介護の現場で働いている皆さんは普段働く上でどのようなやりがいを感じているのでしょうか。
介護の仕事は、一般的にハードだと言われています。夜勤や早番があり、体力を使うことも精神的なプレッシャーに追い立てられることもあります。しかし、それらを乗り越えたときに感じるやりがいは、非常に強いものです。介護職員の多くは、やはり「感謝されること」、「人の役に立つこと」が大きなやりがいになっているようですが、外国人職員の私にとって職場の良好な人間関係は大きなやりがいになっています。
私達は難解な日本語を習得し、海を渡って毎日頑張っています。それは当たり前のことではなく、とてつもない苦労を毎日しているということや海外での労働は、些細なことでも心理的ストレスが蓄積されていくることを日本人の職員が分かってくださり、いつも温かい言葉がけで色々支えてくださっています。ミスをした後に「外国人ってめんどくさいな」と口答えしようとせず、優しく指導して頂くことで楽しさや喜びを感じながら成長してきました。
私はEPA介護福祉士候補者として来日し、グレイスフル塩尻に勤めて5年目になり、ユニットリーダー見習いにも任命されました。周りの人が気持ちよく、楽しく仕事に取り組めるよう、相手の立場に立って物事を考えるようにし、先輩に教えてもらったことを生かしてやっていきたいと思います。ひとりではけっして達成できない高い目標だからこそ、協力し合うことが大切だとメンバー自身が意識して行動するように努めています。
コロナの影響により感染リスクへの不安や外出制限などのため相当なストレスを抱え、より多くの仕事や気配りが求められていると思いますが、コロナ禍が必ず終わると信じますので仕事の充実感や満足感を保ち続け、辛い状況も皆さんと一緒に頑張って乗り越えていきたいと思います。』

以上、サンさんからでした。修正なしの原文そのままです。高い日本語力、文章力に脱帽しています。サンさんも含めグレイスフル塩尻では特別養護老人ホーム、グループホームに14名の職員(ベトナム人)が働いています。サンさんはユニットリーダーとして働いていますが、役職を任すことができるほどの能力を持っています。EPA職員は、皆能力も高く、介護技術・知識や日本語を学ぶ、吸収する力も素晴らしいです。グレイスフル塩尻だからこそ、EPA職員にもリーダーを任せられますし、「共有」し高めていくことができます。 清沢さんとサンさんは、同じフロアのリーダーとしてコンビを組んで働いています。(写真の二人です。)
最後は、同じくユニットリーダーとして活躍している、入職4年目の丸山優香さんです。

『私は、高校卒業後、この会社に入社し、今年で4年目となりました。昨年、介護長から「リーダーをやってみないか。」と声をかけて頂きました。初めは「自分に出来るのか。頼られるようなリーダーになれるのか。」とても不安でとても悩みました。ですが、入社してから年数も経ち、もっと自分自身レベルアップしてみたいと思い、リーダーになることを決めました。
戸惑いや不安の中で初めは沢山悩みましたが、先輩や一緒に働く職員に支えられながら、今はリーダーとしての目標とする姿を追い求めている途中です。
一人一人違った職員に対し、一人一人に合わせた接し方を考えていく為、接しやすい雰囲気作り、相手のことをよく見る、感謝の言葉を伝えていく。そうすることで、利用者様へのより良いケアに繋がると思い、日々働いています。
リーダーとしてまだまだですが、少しずつでも利用者様、職員に「丸山さんで良かった。」と思ってもらえるよう、今後も頑張ります。』

リーダーとしてのあるべき姿とは、どういうフロアにしていくのか、職員をまとめていくにはどうするか・・・丸山さんは日々悩みながら、もがきながらも一歩ずつ成長してくれています。

働く人それぞれが、様々な想いを胸に日々仕事をしています。まだまだ先が見えない、不安な日々が続きますが、利用者様も職員も「何ができるのか!?」「何がしたいのか!?」の気持ちを大事にしながら、「笑顔」をひとつでも増やしていけるよう2021年も頑張っていきます。 以上、ユニット型特別養護老人ホームグレイスフル塩尻、斉藤でした。

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