【フラワーコート江南デイケア】作業療法士とは
こんにちは。
デイケアセンターフラワーコート江南の横関、伊藤です。
今日は作業療法士についてお話します。
作業療法士として働くためには、前回ご説明した理学療法士と同様に国家資格が必要であり、作業療法は医師の指導のもとで行われます。
理学療法士は立つ・座るなど、身体機能の大きな動きのリハビリテーションを行います。
作業療法士は
〇基本的動作能力(運動や感覚・知覚、心肺や精神・認知などの心身機能のこと)
〇応用的動作能力(食事やトイレ、家事など、日常で必要となる活動のこと)
〇社会的適応能力(地域活動への参加、就学・就労のこと)
の3つの能力の維持・改善を図り、その人らしい生活ができるように援助するリハビリテーションを専門分野とします。
当施設では、応用的動作能力の中の一つである、巧緻動作練習、書字練習、滑車運動などを実施しています。
<今日の豆知識>
みなさんは足指や足裏の働きが転倒予防に関係していることをご存じでしょうか?
足指を広げたり、伸ばしたり、足指を使う運動(例:お手玉を掴んで運ぶ、タオルを掴んで手繰り寄せる動き)をおこなうことで足の筋肉がうまく使いやすくなります。また、指が地面に対してしっかり踏ん張れるようになり、姿勢が安定します。
座ったままできる簡単な運動なので、気軽に始めてみてはいかがでしょうか?