【フラワーコート江南デイケア】言語聴覚士とは
こんにちは。
デイケアセンターフラワーコート江南の藤岡、服部です。
今日は言語聴覚士についてお話します。
言語聴覚士として働くためには、前回ご説明した理学療法士、作業療法士と同様に国家資格が必要であり、言語療法は医師または歯科医師の指導のもとで行われます。
ことばによるコミュニケーションの問題は脳卒中後の失語症、聴覚障害、ことばの発達の遅れ、声や発音の障害など多岐に渡り、小児から高齢者まで幅広いです。言語聴覚士はそれぞれの症状に対して検査・評価を実施し、必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助を行います。
言語聴覚士は医療機関だけでなく、保健・福祉機関、教育機関など幅広い領域で活躍しています。
当施設では主に「話す・飲み込み」の障害に対して、絵カードを使用した言語訓練、口周りの筋力増強運動・可動域拡大運動、食事場面での飲み込みの評価などを実施しています。リハビリによって、スムーズに言葉が出てくるように、食事中のムセが減少し誤嚥を予防しながら召し上がっていただけるように支援を行っています。
<今日の豆知識>
みなさんは上を向いて「つば」を飲み込んだことがありますか?実際には上を向いているとあごを引いている状態に比べ、のどの距離が伸び、より強い力が必要になるため「つば」が飲み込みにくくなります。食事の際はあごを引き、正しい姿勢で楽しく食事をしていきましょう。