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【大型デイ 太古の湯】脊柱管狭窄症の腰痛体操について

皆様こんにちは。

大型デイサービスセンターサンサンリゾート太古の湯、機能訓練指導員の田嶋です。

早いもので今年も9月になりましたね。8月が始まったかと思えばもう終わり。

最近、時間が経つのがものすごく早く感じます。

 

さぁ今日は利用者様にも多い疾患である、脊柱管狭窄症についてお話ししたいと思います。

脊柱管狭窄症(正式には腰部脊柱管狭窄症)とは、脊椎の中にある脊髄が通る脊柱管が何らかの原因で狭くなったために発生します。

一定距離歩行すると左右どちらかの足に強い痺れ、痛み、脱力を生じて歩行困難になりますが、中腰や座って休憩するとすぐに症状が改善して

歩行が可能になるのがこの疾患の特徴症状です。これを間欠性(かんけつせい)跛行(はこう)と言います。

 

 

 

 

治療としては、保存的治療が選択されますが、種類によっては有効な保存的治療の方法は少ないと言われています。

脊柱管狭窄症に悩まれている利用者様は多いのですが、脊柱管狭窄症のガイドラインを見ても、

どのような運動が効果的か結論は得られていません。

そのため、はっきりとしたことが言えないのがもどかしいところではあります。

 

今回は一般的なリハビリとしてWilliams(ウィリアムズ)の腰痛体操を紹介したいと思います。

体操を行い、痛みが出現する場合は中止してください!

体操①

 

 

 

 

 

腹筋強化です。

おへそを見るように頭部を少し浮かせます。息は止めないようにしましょう。

 

体操②

 

 

 

 

 

お尻を少し浮かせます。

体操③

 

 

 

 

 

胸に両膝を近づける運動です。

腰部脊柱筋や腰部多裂筋、殿筋群(背中、お尻の筋肉)などのストレッチにより筋の伸張性や循環改善が腰痛緩和に寄与することもあります。

 

体操④

 

 

 

 

 

長座位(膝を伸ばした状態で座る)での体幹前屈です。

背筋とハムストリングス(太ももの裏の筋肉)の伸張が目的です。

体操⑤

 

 

 

 

 

股関節屈筋群(股関節の前の筋肉)のストレッチです。

体操⑥

しゃがんだり、座ったりをします。

腰仙部筋群のストレッチと大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の筋力増強が目的です。

 

以上がWilliams体操となります。

 

太古の湯では機能訓練指導員が4名在籍しています。

皆様のお体のお悩みにお答えしていきたいと思います。

太古の湯のご利用、お待ちしております!

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