国際シンポジウム
「高齢者のフレイルへの対応」
2018年3月26日、27日 | ホテルナゴヤキャッスル
各国において高齢化社会が進行する中で、要介護状態の高齢者の増加を防ぐには、フレイルを予防し、健康寿命を延ばすことが肝要です。フレイルには単に身体的な虚弱状態(フィジカル・フレイル)ではなく、社会性の虚弱(ソーシャル・フレイル)、こころ・認知の虚弱(メンタル・フレイル)という多面性があり、フレイルへの対応も多様性が求められるのが、フレイルの難しさです。 1日目は、研究者6名の発表を中心に円卓会議を開催し、2日目は、WHO(世界保健機関)高齢化・ライフコース部局長 ジョン・ベアード氏、厚生労働省保険局 医療介護連携政策課長 黒田秀郎氏のお二方による基調講演と行政機関、事業者による発表のシンポジウムを開催しました。
国際シンポジウム集合写真
円卓会議ディスカッション
ジョン・ベアード 氏
WHO(世界保健機関)
高齢化・ライフコース部局長
パネルディスカッションの様子
黒田秀郎 氏
厚生労働省保険局 医療介護連携政策課長
国際シンポジウム会場の様子
[ファシリテーター]
鈴木隆雄 氏 桜美林大学院 老年学総合研究所 所長
国立開発法人国立長寿医療研究センター 理事長特任補佐
[基調講演]
ジョン・ベアード 氏 WHO(世界保健機関)高齢化・ライフコース部局長
黒田秀郎 氏 厚生労働省保険局 医療介護連携政策課長
[円卓会議発表者]
ケネス・ロックウッド 氏 ダルハウジー大学教授(カナダ)
スー・ゴードン 氏 フリンダース大学教授(オーストラリア)
ミナ-リサ・ルオマ 氏 フィンランド国立健康福祉研究所ユニット長(フィンランド)
テイヤ・ハマー 氏 フィンランド国立健康福祉研究所上級研究員(フィンランド)
大渕修一 氏 地方独立行政法人東京都健康長寿医療研究センター
高齢者健康増進支援室 研究部長(日本)
殷志剛 氏 中国高齢者産業協会専門家委員理事(中国)
[シンポジウム発表者]
(第一部 諸外国の行政機関)
グレガー・ベングトソン 氏 スウェーデン地方自治体連盟顧問(スウェーデン)
アンドレアス・ジュリ・ソレンセン 氏 保健省 高齢者健康管理部門長(デンマーク)
コニー・シャルム 氏 アルバータ州保健省 継続ケア部長(カナダ)
ナイジェル・マリー 氏 保健省 高齢者ケア政策部門 次官補(オーストラリア)
(第二部 日本の行政機関)
井口 豪 氏 厚生労働省老健局老人保健課 課長補佐(日本)
田中和美 氏 大和市健康福祉部 健康づくり推進課 係長(日本)
(第三部 事業者)
ヨン・クロウ 氏 セルベジェ・デンマーク代表(デンマーク)
陳琦 氏 紅日養老グループ董事長(中国)
東憲太郎 氏 公益社団法人全国老人保健施設協会 会長(日本)
後援:厚生労働省、愛知県、名古屋市、
公益社団法人全国老人保健施設協会、一般社団法人日本老年医学会
「各国の認知症対応と今後の知恵」
2015年4月16日、17日 | ウェスティンナゴヤキャッスル
初日の円卓会議には約80名が参加。各国の事業者および企業からの報告に基づき、参加者によるディスカッションを行いました。2日目のシンポジウムには約400名が参加、小出宜昭 中日新聞社代表取締役による基調講演に続き、各国の行政担当者から報告がなされたほか、参加者を交えたディスカッションを行いました。2日間にわたって認知症にまつわる最新の取組みや課題等につき意見を交換する、有意義な催しとなりました。
円卓会議ディスカッション
基調講演 「デジタル社会の落とし穴」 小出宜昭 中日新聞社代表取締役社長
[ファシリテーター]
瀬上清貴 国際医療福祉大学大学院客員教授/元東海北陸厚生局長(4/16)
鈴木隆雄 桜美林大学加齢・発達研究所所長/国立長寿医療研究センター総長特認補佐(4/17)
[発表者(4/16)]
ACHグループマイク・ランギCEO(豪)
ヴィヴィアン・ライ ブレンダ・ストラフォード財団副理事長(加)
ジェーン・マサードCOTA SA会長(デンマーク)
ヨン・クロー Selveje Danmark 代表(デンマーク)
井上剛伸 国立障害者リハビリテーションセンター研究所福祉機器開発部長
瀬戸壽司 豊田合成株式会社オプトE事業部グローバル営業部照明室照明アドバイザー
佐々木則明 パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社主事
二宮恒樹 富士ソフト株式会社ロボット事業部マーケティング室リーダー
[発表者(4/17)]
エヴァ・ペダーセン 社会・児童・統合省高齢者政策局長(デンマーク)
ハリエット・フィン=ソヴェリ 国立健康福祉研究所研究教授(フィンランド)
マチアス・フォン・シェバネンフリューゲル 連邦 家族・高齢者・女性・青年省 局長(独)
ルビー・ブラウン アルバータ州保健省次官補(医療サービス担当)(加)
レイチェル・バルマノ 社会サービス省高齢者ケア政策・改革局長(豪)
黄元尤 浙江省民政庁処長
吉田学 厚生労働省大臣官房審議官医療介護連携担当
[基調講演]
「デジタル社会の落とし穴」
小出宜昭 中日新聞社代表取締役社長
後援:厚生労働省、愛知県、名古屋市、中日新聞社
「アクティブ・エイジング 高齢者にとってGood Lifeとは?」
2012年6月22日 | ウェスティンナゴヤキャッスル
午前の円卓会議では「高齢者住宅とアクティブ・エイジング」と題し、井形昭弘名古屋学芸大学学長の司会により、国土交通省、オーストラリア、カナダの発表を受け、地元行政、大学研究者、専門家等約50名が活発に討論、午後のパネルディスカッションでは、300名以上の参加者を迎え、国立長寿医療研究センターの大島伸一理事長、同鈴木隆雄所長の司会により、厚生労働省、韓国、スウェーデン、デンマーク、オーストラリア、カナダの6カ国からアクティブ・エイジングに関する最新の発表が行われました。
パネルディスカッションの様子
国際シンポジウム オーストリア連邦政府からの発表
[発表者] 円卓会議:山口敏彦国土交通省住宅局安心居住推進課長/ヴィヴィアン・ライ ブレンダ・ストラフォード財団副理事長(加)/マイク・ランギACH理事長(豪)
パネルディスカッション:唐澤剛厚生労働省大臣官房審議官/キム・ウォンジョン韓国保健福祉省保健医療政策局長/グレーゲル・ベングトソン スウェーデン地方自治体連盟財務統括部長/エヴァ・ペダーセン デンマーク社会統合省高齢者政策部長/キャロリン・スミス オーストラリア連邦政府高齢者保健省高齢者・高齢者介護局局長/ヴィヴィアン・ライ ブレンダ・ストラフォード財団副理事長
後援:厚生労働省、愛知県、名古屋市
サンライフ創立20周年、サン・ビジョン創立10周年記念国際シンポジウム「団塊世代の高齢期」
2007年4月5日 | 名古屋マリオットアソシアホテル
午前は、アメリカ、カナダ、オーストラリア、国土交通省、大学研究者など50名による円卓会議、午後は、堀田力さわやか福祉財団理事長による記念講演「高齢者が生き方を選べる社会へ」に続き、小出宣昭中日新聞社常務取締役を司会に、上記3ヵ国と厚生労働省から政策担当者をパネリストに招き、世界各国の課題と施策を討議したシンポジウムには400名以上が参加されました。
円卓会議:堤修三大阪大学大学院人間科学研究科教授/合田純一国土交通省住宅局住宅総合整備課長/マイク・ランギACHグループ理事長/ヴィヴィアン・ライカナダアルバータ州保健福祉省政策立案局長/エドウィン・ウォーカーアメリカ連邦政府保健福祉省主席副次官補
パネルディスカッション:ジョセフィーナ.カーボネルアメリカ合衆国連邦政府保健福祉省次官補/アンドリュー・スチュワートオーストラリア連邦政府保健高齢者省高齢化・高齢者介護局第一補佐官/トム・ミルアルバータ州保健福祉省政策上級局長(カナダ)/古都 賢一 厚生労働省老健局振興課長
後援:厚生労働省、アメリカ大使館、カナダ大使館、在名古屋オーストラリア領事館、中日新聞社、愛知県、名古屋市、春日井市、江南市
※講師の所属・肩書は開催当時のものです
講演会・セミナー
ジョイフル名駅竣工記念講演会「デンマークに学ぶ新しい介護とヘルシーエイジング〜リハビリテーションで最期まで元気に〜」
2013年5月20日 | ヒルトン名古屋
名古屋市中村区に開設した「ジョイフル名駅」の竣工を記念してヘルシーエイジングをテーマに講演会を開催しました。厚生労働省老健局老人保健課の逢坂悟郎 医療・介護連携技術推進官より日本のヘルシーエイジングの課題と対策について講話いただき、デンマーク社会統合省のエヴァ・ゾフィー・ペダーセン高齢者政策部長からデンマークの人口の推移と地方自治体の取り組みについて紹介していただきました。
記念講演1.「日本のヘルシーエイジング その課題と政策」
講演者:厚生労働省老健局老人保健課、医療・介護連携技術推進官 逢坂 悟郎
記念講演2.「人口の推移 デンマークの人口」
講演者:デンマーク社会統合省、高齢者政策部長 エヴァ・ゾフィー・ペダーセン
主催:社会福祉法人サンライフ/サン・ビジョン
共催:厚生労働省/名古屋市
ジョイフル多治見竣工記念講演会「子どもがイキイキ育つ社会の構造〜フィンランドに学ぶ子ども・子育て支援〜」
2013年4月24日 | 多治見市文化会館
2012年5月1日、岐阜県多治見駅前に高齢者施設と保育園を併設した大型複合型施設「ジョイフル多治見」を開設。多治見市との共催で、少子化対策、子育て支援をテーマとした竣工記念講演会を開催しました。市民も含む約400名の方に参加いただいた中で、フィンランド国立保健福祉機構のヨハンナ・ラミ—タスクラ政策モニタリング効果測定部長から自国の育児休暇制度を紹介され、厚生労働省の鈴木俊彦 大臣官房審議官より日本における子育て支援の現状と課題について講話いただきました。
記念講演1.「フィンランドにおける家族政策」
講演者:フィンランド国立保健福祉機構、政策モニタリング効果測定部部長、上席研究員 ヨハンナ・ラミータスクラ
記念講演2.「子ども・子育て支援の現状と将来展望 ~子ども・子育て関連3法を中心に~」
講演者:厚生労働省大臣官房審議官(雇用均等・児童家庭・少子化対策担当)、鈴木 俊彦
2013年4月24日(水)
多治見市文化会館 小ホール
主催:多治見市/社会福祉法人サンライフ
共催:社会福祉法人サン・ビジョン
えっ、私が裁判員?・・・Yes, You Can!」~アメリカ陪審制度から学ぶ実践~
2009年4月2日 | 名古屋国際会議場
同年5月21日の裁判制度開始に先立ち、愛知県弁護士会、中日新聞社の後援を受けて、アメリカ、カリフォルニア州よりダニエル・ハンロン判事、ポール・ラフキン弁護士(カリフォルニア州最高裁判所法曹調査官)を招き、アメリカ陪審制の歴史や意義を学びながら、日本における市民参加の意義と課題について、中日新聞社の臼田信行編集局社会部長の司会により、山田幸彦弁護士、川上敦子弁護士との間で討議を行いました。
高齢期をいかに生きるか ~団塊世代のライフスタイルと終末期ケア
2006年6月27日 | 名古屋国際会議場
カナダ、オーストラリアから医療・介護の専門家ならびに、国内の著名な研究者、実践者を招いて、第Ⅰ部「団塊世代の生き方:ライフスタイル選択」第Ⅱ部「高齢者の終末期ケア:心と体のサポート」と題して講演ならびにパネルディスカッションを実施、250名が参加されました。
講演者:井形昭弘名古屋学芸大学学長/堤修三大阪大学大学院人間科学研究科教授/小出宣昭中日新聞社常務取締役/田邉榮一郎 NPO法人ニッポン・アクティブライフ・クラブ副会長/吉田一平社会福祉法人愛知たいようの杜理事長/杢野暉尚社会福祉法人サンライフ最高顧問/樽見葉子カナダ・アルバータ州エドモントン ロイヤルアレクサンドラ病院緩和ケアコンサルテーションサービス ディレクター/ジーン・ホールオーストラリア高齢者ケア輸出事業者協会代表/長谷方人暁記念交流基金代表取締役/堀澤増雅施設長
後援:厚生労働省東海北陸厚生局、愛知県、中日新聞社、春日井市、江南市等
21世紀の高齢者介護政策における国際協力 〜日米比較を通じて
2004年2月21日 | 名古屋国際会議場
厚生労働省大臣官房総務課の渡辺由美子企画官の基調講演に始まり、前田大作ルーテル学院大学大学院教授の司会により、アメリカ連邦政府のルーペ・ウィッセル上院高齢者特別委員会事務局長、ジャックC.・チョウ国務省長官特別代表及び特命大使、井形昭弘名古屋学芸大学学長によりパネルディスカッションを行いました。
介護保険制度改正の方向性:集団ケアから個別ケアへ ~ユニットケア型特養から在宅自立支援まで
2002年8月31日 | ホテルプラザ勝川
厚生労働省から当時唐澤剛厚生労働省政策評価官を講師に招き、特別養護老人ホームの個室化・ユニット化に関する講演を行いました。
ケーススタディをもとに日米比較 〜利用契約における介護施設と利用者の新たな関係
2001年11月6日 | ホテルプラザ勝川
アメリカから高齢者支援に携わる弁護士やセラピスト、ソーシャルワーカー11人を招き、当法人の職員がロールプレイで介護事故の課題を演じるとともに、大学教授、春日井市介護保険課長、施設長等を交え、介護保険導入に伴い契約関係に入った施設と利用者の関係を活発に論じました。
講演会「介護の現場に役立つ笑いのチカラ」
2007年10月10日 | 愛知産業貿易会館西館
講師:片山 知美 氏(笑み筋体操インストラクター、看護師)
主催:あいち福祉オンブズマン
共催:愛知・名古屋ふくしネットワーク
福祉オンブズマンセミナー
「『問題行動』のある利用者へのケア
-いじめ・暴力・暴言への対応を考える-」
2002年3月15日(金)|愛知県産業貿易会館西館
主催:あいち福祉オンブズマン/愛知・名古屋ふくしネットワーク
ロールプレイ&パネルディスカッション「ケーススタディーをもとに日米比較
2001年11月6日(火)| ホテルプラザ勝川
利用契約における介護施設と利用者の新たな関係。
介護事故、成年後見、痴呆性高齢者ケアにおける介護施設のあり方を考える」
主催:愛知・名古屋ふくしネットワーク
福祉オンブズマンセミナー
「苦情解決と第三者評価を求めて」
2001年2月2日(金)| 愛知産業貿易会館西館
主催:あいち福祉オンブズマン
共催:愛知・名古屋ふくしネットワーク
※講師の所属・肩書は開催当時のものです
活動報告書
竣工記念講演会 報告書
ジョイフル多治見 竣工記念講演会
「子どもがいきいき育つ社会の創造
~フィンランドに学ぶ子ども・子育て支援~」
ジョイフル名駅 竣工記念講演会
「デンマークに学ぶ新しい介護とヘルシーエイジング
~リハビリテーションで最期まで元気に~」
2013年7月
社会福祉法人サンライフ/社会福祉法人サン・ビジョン
国際シンポジウム「アクティブ・エイジング:高齢者にとってGood Lifeとは?~各国の政策と課題~」報告書
2012年10月
社会福祉法人サンライフ/社会福祉法人サン・ビジョン
「高齢者と障害者の豊かで安全な在宅生活を支えるための諸条件- 在宅介護サービスにおけるリスクマネジメント -」
2007年10月
サンライフ保健・福祉研究・検討会
サンライフ創立20周年 サン・ビジョン創立10周年記念シンポジウム
「団塊世代の高齢期:世界各国の課題と施策」報告書
2007年4月
社会福祉法人サンライフ/社会福祉法人サン・ビジョン
高齢期をいかに生きるか
「団塊世代のライフスタイルと終末期ケア」報告書
2006年6月
愛知・名古屋ふくしネットワーク
社会福祉法人サン・ビジョン
「利用者と事業者の信頼関係確立のための事故防止方法とリスクマネージメント指針策定に関する研究事業」
社会福祉・医療事業団(高齢者・障害者福祉基金)助成事業
2003年3月
サンライフ保健・福祉研究・検討会
「カナダのグループホーム訪問報告書」
1998年9月7日〜19日
サンライフ保健・福祉研究・検討会
「成年後見法と後見人の在り方に関する研究事業研究報告書」
<財団法人 長寿社開発センター委託事業>
1998年3月
サンライフ保健・福祉研究・検討会
「高齢者および知的障害者の権利擁護に関する調査研究報告」
<財団法人 長寿社開発センター委託研究事業>
1997年3月
サンライフ保健・福祉研究・検討会
「高齢者の人権と財産権擁護の新次元 -いわゆる第三者機関設立の意義と可能性をめぐって- 調査報告書」
1996年5月
サンライフ保健・福祉研究・検討会
全国大会研修発表
各種雑誌への掲載記事
ジャパンワインチャレンジ2021 サンサンワイナリー「ドゥミセックブラン2017」金賞受賞。
アジア最大規模のワイン審査会
第24回ジャパン・ワイン・チャレンジ2021
スパークリングワイン
サンサンワイナリー「ドゥミセックブラン2017」
ゴールド賞初受賞!
2021年12月21日
長野市民タイムス掲載