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計画の重要性

グレイスフル箕輪の吉川です。
12月は師走(しわす:僧侶が走り回る忙しさという説がある)というだけあって、なんだかバタバタしてしまいますね。クリスマスがあったり年越しに向けての大掃除があったり。業務の方でも今年度の反省や来年度の準備など、やること考えることがたくさんです。

そんな中ではありますが、私は今月2つの研修を受講させていただきました。1つは「BCP(業務継続計画)策定研修」もう1つは「中長期計画策定セミナー」。どちらも計画策定に関する研修です。

BCP:事業継続計画とは、災害などの緊急事態においても被害を最小限に抑え、早期復旧するための計画のことで、大規模な災害が多発する昨今、とても重要な役割を果たすことが予想されます。そのため今年度の報酬改定においても3年間の猶予期間があるとはいえ策定が義務化されています。実はサン・ビジョンではすでにこの計画は立てられているのですが、あらためて計画の考え方や活用方法を知ると、重要性を実感できますね。24時間、利用者様の命をお預かりしている施設としては、1日たりとも営業を中断させるわけにはいきませんから、こうした計画やシミュレーションが転ばぬ先の杖となります。

もう1つの中長期計画は読んで字の如く、中長期の計画のことです(笑)。これまでも年度ごとに事業計画を立て、計画にそって事業運営をしているわけですが、中長期の計画を立てておくことで、将来のリスク発生に備えることができ、職員や利用者様にも今後の展望を知っていただくことができるんですね。

今回、いずれの研修でも講師の方がとても強調していたのは、「計画は立てるだけでは意味がない」ということです。実行しなければ機能しないということはもちろんですが、作成された計画をしっかりと周知することの重要性も強調されていました。計画を実行する職員だけでなく、利用者様やご家族、地域の方にも知っていただくことが大事だとのことでした。みんなに知ってもらうことで、事業所の役割や考え方を知っていただくことになり、それがいざという時の協力に結び付くこともあるからです。

現在、グレイスフル箕輪では来年度の事業計画を作成中ですが、この計画についてもしっかり関係者に説明し、理解を得ていきたいと思います。
あと、来年の旅行の計画も立てなきゃな~♪

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