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【第2ジョイフル江南】書初め🖌🖌🖌

こんにちは!

“特別養護老人ホーム 第2ジョイフル江南”施設長の野口が投稿させて頂きます。
第2ジョイフル江南のブログとしては、2021年最後となります。

今年もそろそろ終わります。2021年は色々なことがありました。オリンピックの無観客開催、コロナウイルスのワクチン接種開始とオミクロン株の発生、岸田内閣の発足etc
自分としては、白鵬の引退が印象に残っていますが、総じて暗い話題が多かったのではないかと思います。

第2ジョイフル江南では毎年のイベントとして、年末に書初めを行っています。ちなみに書初めを行う本来の意味を知ってみえますか?自分は知らなかったので、この機会に調べました。ご存じの方もお見えになるかと思いますが、参考までに…

書き初めを行う意味というのは、主に2つあります。

・一年間の抱負や目標を定める
・字の上達を祈願する
特に現在は前者、抱負・目標を書くことで実現への意思を強めたり、行動を改めようという場合が主となります。

年末に行っているので、本来の意味からは外れてしまいますが、利用者の皆さまはとても一生懸命書かれていました。実施に当たっては感染症対策をしっかり行っています。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、正面にならないように座って頂く場所を工夫したり、利用者様の距離を空けるようにしています。

また、今回は書いて頂く字の見本を複数準備して、書きたい字を自分で選んで頂くようにしました。“自己選択・自己決定”をして頂くことで、より楽しんで頂くことが出来ます。

今回書初めを行う中で、利用者様のA様、もともと習字をすることは好きで書きたいとの思いはありましたが、ご病気によって、筆を持つことが難しい為、諦められていました。しかし、機能訓練指導員や介護職員の提案として、自助具を使うことで、筆の持ち方は変わりますが、実際に書いて頂くことが出来ました。

「上手に書けなかった!」と仰っていましたが、書初めが出来たことで、A様はとても嬉しそうにされていました。

専門職のちょっとしたアイデアから、利用者様に喜んで頂ける様子を見て、福祉という仕事の素晴らしさを感じることが出来、年の瀬に素敵なエピソードを見ることが出来ました。

このブログを読まれている皆さまにとって、2021年はどのような一年だったでしょうか?楽しかったこと、大変だったこと、色々な出来事が皆さまにあったのではないかと思います。第2ジョイフル江南においては、利用者様・職員ともに元気に過ごせたことを嬉しく思っています。2022年もより良い施設となるように職員一同精進してまいります。
最後になりますが、皆さまにとって2022年も素敵な1年になることを願いながら、定番の挨拶で示させて頂きます。「どうか良いお年をお迎え下さい。」ありがとうございました。

第2ジョイフル江南 施設長 野口 知靖

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